バヌアツ最大の魅力!タンナ島の活火山ヤスール火山は超凄かった!
世界の秘境ハンター冨田隊長です。今回はオセアニアにある活火山の紹介です。世界中にはたくさんの活火山がありますよね。日本だけみてもたくさんの活火山があります。でも今回紹介するバヌアツのヤスール火山は別格なんです!噴火を超間近で見ることができるのは世界の中でもヤスール火山だけです!
オセアニアの秘境!バヌアツのタンナ島にあるヤスール火山への行き方!
まずはバヌアツって何?
って人が多いと思いますので、そこから。
バヌアツは南太平洋にあるオセアニアに属する国家の名前です。
知らないもの無理はないです。(笑)
なぜならバヌアツは日本から6,500キロ離れた南太平洋上に浮かぶそれはそれは小さな小さな火山列島国家なんです。
バヌアツは小さいので世界地図で確認しようとしても見えませんからね。(笑)
バヌアツはオーストラリアの北東、ニューカレドニアの北、フィジーの西、ソロモン諸島の南東の位置してます。
(ピンはバヌアツの首都ポートヴィラを指してます)
で、このバヌアツまでは日本から直行便の飛行機がないので経由して行くんですね。
バヌアツまでの行き方については全く同じことをエロマンガ島までの行き方に書いてます。
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こちらでもバヌアツまでの行き方を書いてみます。
日本からは一度オーストラリアへ行き、そこから飛行機でバヌアツへ飛ぶルートが最も早い行き方です。
バヌアツまではバヌアツ航空、ヴァージンオーストラリア航空が便利です。
オーストラリア以外でもパプアニューギニア、ソロモン諸島、フィジー、ニュージーランドから行ける行き方もあります。
これでやっとバヌアツの首都ポートヴィラへ到着します。
ポートヴィラから更に火山を見るためにタンナ島へ移動しなければなりません。
活火山があるタンナ島はバヌアツの中でも南に位置してます。
(ピンはバヌアツのタンナ島にあるヤスール火山を指してます)
ポートヴィラからタンナ島への行き方情報は先ほどリンクしたエロマンガ島への行き方と丸かぶりなんですけど、
この記事が初めての方のために書いておきますね。
興味があればエロマンガ島冒険記も覗いてみてください!
損はさせません!(笑)
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首都ポートヴィラからタンナ島までは2種類の行き方があります。
1つは飛行機で行きます。
こちらが主流です。
もう1つが船で行く行き方です。
こちらは現地人が主に使う行き方です。
エロマンガ島と同じ行き方になるのは、タンナ島の手前にエロマンガ島があるので全く同じ船を使って行くことができるんですね。
自分はエロマンガ島とタンナ島を同じ船で冒険することができました。
しつこいですが、船の詳しい情報はこちらに書いてます。
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バヌアツの離島!ヤスール火山があるタンナ島の生活が田舎すぎてヤバい!
それでは船の出来事はエロマンガ島編に書いてあるので、タンナ島に上陸したところから話を進めたいと思います。
タンナ島は島全体で3万人弱くらいの人しか住んでない本当に秘境の島です。
首都ポートヴィラから船でやって来た自分はタンナ島で一番大きな村レナケル(Lenakel)へ到着しました。
一番大きな村と言っても本当に田舎です。
舗装された道路は1本もありません。(笑)
電気も限られた施設にあるだけ。
水道も井戸だけでした。
ただ運命的にすごい恵まれて、船の中で出会ったバヌアツ人から「うちに泊まっていいよ」と誘ってもらえレナケルの村に泊まらせてもらいました。
で、わざわざこのタンナ島へ来たのは他でもなくヤスール火山を見るためです。
なのでヤスール火山の情報を泊まらせてもらったバヌアツ人に尋ねました。
すると、ヤスール火山はレナケルの村から見て、島の反対側に位置しているそうです。
(Map of Tanna Islandから参照)
そこまでは誰かのトラックに乗らないといけないとの事。
タンナ島は小さく、人口も少ないので公共交通機関なんてありません。(笑)
だから集落と集落を結んでいるのって車を持っている人が連れていってあげるしか方法がないんですね。
現地人と仲良くなれたおかげで助かりました。
優しいバヌアツ人が交渉してくれて、ヤスール火山の麓にある集落ポートリソリューション(Port Resolution)と呼ばれるところまで連れてってくれることに。
この時、泊まらせてもらった家族には本当にお世話になりました。
バヌアツ最大の魅力!タンナ島のヤスール火山までの行き方!
ヤスール火山へ行くために、レナケルの村から山を越えてポートリソリューションへ向かうことに。
その道中でも素晴らしい景色を見ることができました。
島の中央にある小高い丘を越えると反対側に噴煙をあげる円錐のヤスール火山が見えて来ました。
ヤスール火山は活発に噴火する現役の活火山。
なので麓まで黒い灰混じりの砂が堆積してます。
ポートリソリューションへ到着する手前15kmほどからは火山灰に覆われた大地を走るんですが、ここが凄い景色でした。
ヤスール火山はサラサラの火山灰を吹き上げてます。
何だか巨大な砂場の山みたいな印象でした。(笑)
この辺りまでくると地響きと共に噴火するヤスール火山の噴火活動を感じれる距離になりました。
いよいよ、ヤスール火山です。
ポートリソリューションまでの道中でヤスール火山の入り口を通過します。
レナケルの村から途中の集落を経由して約1時間くらいでポートリソリューションへ到着。
そしてここでも奇跡!
本当に人に恵まれまたバヌアツの旅です。
トラックで道中共にした乗客のバヌアツ人と仲良くなりました。
彼はポートリソリューションで小学校の先生をやっているそうです。
そのまま彼に紹介してもらえ、ポートリソリューションの小学校でキャンプさせてもらえました。
ヤスール火山周辺には宿泊施設がほとんどありません。
一応宿泊施設もあるんですが、高い!
ビンボーバックパッカーにはそれらは高かったので、本当に助かりました。
なのでヤスール火山へのアプローチはポートリソリューションから行くことにしました。
ポートリソリューションで宿泊して翌日ヤスール火山へ向かいました。
ヤスール火山は西洋人に人気の観光地で入場料がかかります。
自分が訪れたのは2016年9月です。
この時点でヤスール火山の入場料は7,000バツー(約7,000円)でした。
少し前の情報では2,500バツー(2,500円)で入場できたのにめちゃめちゃ値上がりしてる!!!
ってことで値段は流動的なので都度チェックしておいた方がいいです。
入場料の中にはウェルカムダンスとヤスール火山火口まで車で運搬してくれる費用が含まれます。
ウェルカムダンスの時になぜか自己紹介タイム(w)みたいなのがあったんですけど、
自分が訪れた時は自分以外、西洋人ばかりでした。
ヤスール火山は西洋人に人気なスポットなんですね。
バヌアツ最大の魅力!タンナ島のヤスール火山は本当に凄かった!
それでは謎の自己紹介(w)も終わったので、いよいよ山へ行きます。
ヤスール火山火口まではジープを使って登っていきます。
火口手前300mくらいのところからは徒歩で登っていきます。
ヤスール火山の登山口を登ると大きな火口が見えてきます。
そこから両サイドへお鉢周りをするんですけど、この時は風が強くて左周りの淵は通行禁止になってました。
なので自分達は右周りだけ。
それでもこの火山、本当に凄かった!
こちらがその時に撮影したヤスール火山の動画です。
(0:11辺り、1:12辺り、2:20辺りで噴火してます)
溶岩の対流は潮の流れの様な音で、噴火する時は落雷の様な音と共に溶岩を噴出します。
地球が生きてる!
そう思わせてくれる場所です。
動画で撮影できたこれらの噴火はまだ小さい方です。
高い時は自分達の目線より上まで噴火します。
危ないだろ!
って思いますが、なぜかヤスール火山は観光地になってますね。(笑)
ただ噴煙や火山灰が風向きによって流れてくるのでサングラスやメガネがあった方がいいです!
ヤスール火山のツアーは1日に何度か開催されますが、オススメの時間帯があります。
それは最終ツアー時間の16:00前後がオススメです!
なぜか?
それはヤスール火山が噴出する溶岩が花火のように見える夜間帯になるからです。
最終下山時刻は19:00を過ぎてました。
だから真っ暗になってたんですけど、やっぱり炎は暗いからこそ、明かりが目立つわけで。
バヌアツにあるタンナ島のヤスール火山は本当にオススメ!
まとめ
今回はオセアニアの秘境、バヌアツのヤスール火山へ行ってみました。
噴火する火山活動をこんな間近で見れるのはヤスール火山の魅力ですよね。
タンナ島はバヌアツの素朴な暮らしといい、面白いものが見れるのでぜひ足を運んでみてください!
そんじゃ、また。
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