期待を裏切る美味さ!砂漠の国モーリタニアのオススメ料理8選!
現在はアフリカ大陸のセネガルを自転車で旅してます、冨田隊長です。今回はセネガルの一つ前に訪れたモーリタニアの料理をまとめてみました。モーリタニアという国自体あまり聞きなれないかも知れませんが、料理が美味しい国なんです。知らないのは勿体ない!ということでモーリタニアの料理8選を紹介したいと思います。
モーリタニアの料理その1!モロッコでも定番のタジン!
さて、今回はアフリカ大陸北西部にあるモーリタニアの料理を紹介します。
文化的に似ているモロッコの料理と被っている料理もありますが、特徴があったので併せて紹介します。
ちなみに、モロッコの料理はこちらからどうぞ。
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それでは早速料理を紹介していきましょう。
モーリタニアの料理にもモロッコと同じくタジンがありました。
モーリタニアもモロッコも同じアラビア人とベルベル人から構成されているので文化的に似ているんですね。
でもモーリタニアのタジンはモロッコのように専用の土器を使わずに調理する場合が多いです。
この辺りがモロッコの文化と少し違う点かも知れません。
もちろん、モロッコの様に専用の三角錐の土器を使って調理するレストランもありましたが、土器を使わないタジンが出てきたので、モーリタニア風タジンは土器を使わないんだって思いました。(笑)
ちなみに、味は日本料理で言えば「肉じゃが」が最も近い味だと思います。
食材もじゃがいも、人参、玉ねぎ、あとはヤギかニワトリの肉が入ってます。
もう顔ぶれが肉じゃがそっくりですよね。(笑)
肉じゃが風のモーリタニアのタジン、オススメです!
モーリタニアの料理その2!木曜日はコスコス!
モーリタニアでもモロッコの文化と同じくコスコスを食べる習慣があるそうです。
コスコスとは米の様な食物で、調べてみると結構たくさんの国々で食べられているんですね。
コスコスについて詳しくはこちらをどうぞ。⇒コスコスとは?
発祥は現在のチュニジア、アルジェリア、モロッコ辺りの北アフリカのアラブ諸国だそうです。
文化的にモロッコと似ているので、コスコスがあるのも納得できますね。
ちなみに、モロッコは毎週金曜日がコスコスを食べる日でした。
モーリタニアも金曜日なのかと思ってましたが、木曜日にコスコスを食べていました。
もしかしたらモーリタニアも金曜日なのかも知れませんが、木曜日の礼拝の後にコスコスを食べていたので、木曜日がコスコスデーなんだと思います。(笑)
モーリタニアの料理その3!鶏肉チャーハンのマロードゥーク!
ここまでモロッコと丸被りの料理が続きましたが、モーリタニア独自の料理が登場します。
まずは最も美味しかった料理マロードゥークです。
カタカナで表記するとマロードゥークですが、実際の発音は巻き舌気味にマローと言う方が近いですね。
マロードゥークは味付けご飯に鶏肉と野菜を乗せた食べ物なんです。
ちなみに、マローとは味付けソースの意味らしいです。
マロードゥークの味付けが抜群で美味しい!
ご飯は味が染み込まされていて、さらに炒めてあるのでチャーハンの様に美味しく食べれます。
さらに言えば、野菜も肉も取れるのでめちゃめちゃ健康的!
自分はモロッコとモーリタニアの両方を旅して一番好きな料理になりました。(笑)
モーリタニアの料理その4!魚チャーハンのマローハァーク!
マロードゥークと同じ系列でもう一つ美味しい料理があるんです。
それがマローハァーク!
マローの意味は同じで味付けソースのご飯なんですが、乗っかっている食べ物が今度は魚。
実はモーリタニア、砂漠の国なんですが、海産物も豊富に取れる国なんですね。
日本の食卓に並ぶタコの3割以上はモーリタニア産って知ってましたか?
それくらいモーリタニアでは魚介類が取れるようです。
でも現地人はタコを食べないらしいですけどね。(笑)
話をマローハァークに戻して、これも発音が難しいんですよ。
ハァークの喉から声を出す感じはちょっと日本語にないので困ります。
味の方はもうこれまた美味しい!
やっぱり味付けご飯には何を付けても最強ですね。
モーリタニアの料理その5!砂漠のオアシスの街アタール名物炭火焼パン!
次はパン好きな方に超オススメの食べ物です。
それは炭火焼きパン!
モーリタニアの北西部にあるオアシスの街アタール発の炭火焼パンが有名なんです。
売り方も豪快で、荷台に乗せて売って歩るくのがローカルスタイルです。
実際食べてみましたが、炭火焼きなので香ばしい!
そして中がもっちりしているんですよ。
これが本当に美味しい!
味付けはされてないんですが、チーズやバターと食べると最高に美味いです。
また値段も100ウギア(30円程度)とめちゃめちゃ安いのでぜひトライしてほしい料理です。
ちなみにアタール産の炭火焼きパンが本家ですが、アタール以外の街でも売っているところはありました。
でもアタールの炭火焼きパンをオススメします。
モーリタニアの料理その6!遊牧民の味ラクダのミルク!ズリック!
次は遊牧民文化が100%詰まった食べ物!
ラクダのミルク、名前はズリックと呼ぶそうです。
飲み方ですがラクダのミルクをそのまま飲むのではなく水と少量の砂糖を加えて飲むのがモーリタニアスタイルだとか。
飲ませてもらいましたが、牛のミルクとはまた違った味でした。
味は似てるんですが、匂いが独特というかラクダというか。
まぁ、味の方は・・・(笑)
砂漠の遊牧民の暮らしを垣間見ることができる食べ物という意味でオススメ!
モーリタニアの料理その7!モーリタニア式スパゲッティのマクロナ!
モーリタニア式スパゲッティがあるんです。
その名もマクロナ!
スパゲッティの具材はひき肉と玉ねぎ、人参が定番です。
さらにサイドメニューなのかぶっかけて食べるのかわかりませんが、一緒にスープもついて着ます。
現地人の人の食べ方を見る限りぶっかけではなく別々に食べてました。
でもぶっかけて食べても美味しいはず!
スパゲッティの値段はヨーロッパで食べる10分の1ですよ。
やばいでしょ!
オススメの料理マクロナです!
モーリタニアの料理その8!サーターアンダギーそっくりなベイネット!
最後にストリートフードです。
あちこちで売ってるんですが、これが安くて美味い。
サーターアンダーギーのような食べ物でベイネットと呼ばれる食べ物です。
このベイネットってフランス語でドーナッツって意味なんですけどね。(笑)
つまりモーリタニア式ドーナッツってことです。
またタイプが2種類あり、サーターアンダーギーのようなボール形式のものと、餃子の形をした形式のものがあります。
ボール形式はとっても安くてスタンダードな味。
首都ヌアクショットですら、5ウギア(2円弱)で購入できます。
安すぎ!
多分地方だともっと安い。
もう一つの餃子タイプは中にひき肉と玉ねぎを炒めたものが入っててこれも美味しい!
塩を少しかけて食べるとなお美味いです。
値段もわずか20ウギア(7円程度)でもう買い放題ですよね。(笑)
まとめ
モーリタニアで食べた料理をまとめてみました。
アフリカの料理なんて美味しいの?
って思う人もいるかもしれませんが、正直、マジで美味しいです!
嘘じゃないから!
さらに、どれもこれも価格が安く400〜1000ウギア(120〜300円程度)でお腹を満たせます。
まだまだ知られざる食文化がありそうな砂漠の国モーリタニアでした。
要チェック!
そんじゃ、また。
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