アメリカ人から教えてもらった英語の学習方法!英単語を覚えるなら歴史を学べ!
アメリカ人と話す機会があるので、英語の学習方法について訪ねてみました。日本語は象形文字で、字体から何となく意味を捉えることができる単語がありますよね。でも英語はアルファベットの羅列なので、字体から意味を推測することはできません。そこでどうやって英単語を学習し、覚えるのかアメリカ人に訪ねてみました。そのヒントは歴史だそうです。
【学習の秘訣】英単語を覚えるなら歴史を学ぶすヽめ
アメリカ人と会話する中で、お互いの言語の特徴について語った時のことです。
日本語と英語は全く構造が異なるからお互い言語の習得が難しいという内容です。
その時アメリカ人から英単語を覚える際に、何が難しいか尋ねられたので「サイレントサウンド」の存在がよくわからないと伝えました。
サイレントサウンドとは!?
サイレントサウンドとは例えば水曜日という単語はWendsedayですが、この「d」は発音しません。
英語の1週間については以前別の記事で覚え方を書きました。よければ参考にどうぞ。
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この「d」の存在はなんなのか!?
という質問をしたらそれは歴史を学ぶと理解できるという返事でした。
実際、アメリカ人も小学校で英語を国語として学習する際に歴史を学ぶようです。
そこで英語の歴史を調べることが英語学習のヒントになるのではと考えました。
英単語を覚えるのに重要!歴史の学習
現在、英語は世界中で使われています。
さらにイングリッシュネイティブと呼ばれる国々も複数あります。
ただ歴史を調べるという観点で言えば、イギリスが本家の言語だと判断できますよね。
イギリスは漢字で英国と記述しますから、その英国の言語という意味です。
では、イギリスにおける英語の歴史を調べてみることにしました。
ちなみにイギリスはヨーロッパにある島国ですよね。
日本人にはあまり知られていませんが、イギリスは英語でUnited Kingdomと読み書きします。
略称はUKです。カッコいいっすね!
従ってEnglandはイギリスそのものではないんです。
EnglandはUnitedKingdomの一つの国にすぎなんです。
イギリスは4つの王国が連合して一つの国を作っているんですね。
ここからが本題ですが、イギリスの大部分であるグレートブリテン島に移住した歴史は古く5世紀ごろまで遡るようです。
英語の歴史は大きく3つの時代に分けられて説明されていることがわかりました。
古代英語:5世紀〜12世紀
中世英語:12世紀〜17世紀
近代英語:17世紀〜現在
これら時代分けの定義とは、言語の変化の区切りだそうです。
古代英語とは、起源でもありますが、ゲルマン人のアングロ人による言語の発明です。
このアングロ人の使用していた言語のベースはドイツ語のようです。
アングロ人は現在のドイツあたりからグレートブリテン島へ移住したようです。
したがって昔の英語はドイツ語のように性別によって使用する名詞が変形したりするなどで現在より難しかったようです。
簡単になってよかったですね。
依然難しいですか?(笑)
なぜ英単語には同じ意味なのに複数の単語が存在するのか!?
歴史を調べるとすごく納得するのが同じ意味(もしくは非常に似た意味)なのに全く違う英単語の存在です。
例えばトイレ!
トイレとは様々な言い方のある英単語なのですが、日本でもっとも思い浮かぶのは「toilet」だと思います。
この他にも「washroom」や「restroom」などがあります。
これらは使用する国によって違う呼び名のようですね。
アメリカ英語やイギリス英語の違いです。
さて、この「toilet」ですが、中級階級英語だそうです。
toiletは階級英語なんです。
上級貴族英語ではトイレは「lavatory」なんですね。
階級によって使用する単語が違うんです。
めんどくさいですよね。(笑)
でもこれが現代人には理解できない時代を生きた人たちのルールなんです。
そのため、英単語には同じ意味なのに複数存在するという非常に面倒な現象が起きました。
また当時、文化的だったフランスのフランス語やラテン語から多くの単語をインプットさせたそうです。
なので、フランス語やラテン語譲りの英単語も多いのが事実なんですね。
そしてこれら他言語からの語彙借用が英単語を複雑にさせているんです。
特定の英単語にサイレントサウンドがある理由
さて、自分が質問したサイレントサウンドの問題もこの歴史の中にヒントがありました。
サイレントサウンドの例ですが、例えば「knight」です。
発音はナイトですが、「k」って何?
ですよね。(笑)
ちなみに先ほどのWednesdayは別の成り立ちなので、実はここで説明するサイレントサウンドとは異なります。
Wednesdayの詳細は1週間の覚え方のリンクからご覧ください。
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話を戻します。
特定のサイレントサウンドですが、これは当時の英語の語彙が周辺ヨーロッパの言語に比べて少なかったことと貴族のメンツによるものだという事実がわかりました。
当時はギリシャ語やラテン語を参考にして語彙を増やしていたのです。
そしてそれらの言語にはkinghtの「k」が存在していたんですね。
その「k」を残して英語を書くことが教育を受けている証拠としてメンツを保ったわけです。
なるほど!
でも庶民はそんな教育を受けているとかどうでも言い訳で。(笑)
そのため、教育水準が異なる人同士では同じ単語であるにも関わらずスペルや発音の通りが複数存在していた事実です。
1つの単語なのに一番違う読み書きがある最も多かった英単語は515通りもあったんだとか。
やばいですよね。
同じ単語なのに違う通りが515通りもあったとかもはや同じ言語なの?となりますね。(笑)
そんな変化と統合の歴史をえて、現在さらに進化を続けているようです。
まとめ
日本人に日本語の覚え方を聞くのと同じでネイティブスピーカーがどうやって覚えているのか尋ねるのは非常に有意義で興味深いと感じました。
せっかくアメリカを旅しているのであれば英語のルーツや覚え方など覚えていきたいですね!
英語を覚えるなら歴史を学べ!
そんじゃ、また。
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