なぜフィジーが留学先で有名なのか!?他の途上国との違いを分析しました!
フィジー留学をご存知でしょうか?最近ではフィリピン留学の方がメジャーになり、下火になってきた感じもありますが、それでもオーストラリアへワーホリで行く人にはフィジーが近いという理由で人気があるフィジーです。でもなぜフィジーが選ばれるのか?今回は他の途上国とフィジーは何が違うのか分析してみました。
【英語留学先に選ばれるフィジー】オセアニアの諸島国家のフィジーの特徴!
フィジーは南太平洋にある諸島国家です。
周辺国家を言えば北にツバル、東にサモアとトンガ、南にニュージーランド、西にバヌアツがあります。
周辺国家ですらマイナーな国々が多いのでさっぱりかも知れません。(笑)
フィジーを地図で示すとここになります。
(ピンはフィジーの首都スバに指しています)
フィジーはオセアニアにはる諸島国家です。
場所は日本から約7,000キロ離れた南太平洋にあります。
そう、まさに南国の島なんですね。
で、このフィジーは英語留学の行き先として有力候補の一つなんですね。
自分は留学業界に関わるまでは全く知らなかったのですが。(笑)
では、なぜ英語を勉強するのに遠く離れた島国フィジーが選ばれるのか?
この疑問を歴史や治安、地理的要因からまとめてみたいと思います。
オセアニアの諸島国家のリーダー的存在フィジー!
まずは地理的要因からフィジーを見てみたいと思います。
世界地図をみてもらえばわかりますが、南太平洋にはマイナーな島国がたくさんあります。
その中心地的な存在がフィジーです。
南太平洋の地域はオーストラリア大陸を含めてオセアニアと呼ばれる地域に分類されます。
そのオセアニアもさらに3つの地域に分別できるんです。
この辺は地図を見て説明してみますね。
(赤:ミクロネシア 黄:メラネシア 青:ポリネシア)
3つの地域のうちフィジーはメラネシアに所属します。
メラネシアとはそこに暮らす人たちの人種で肌が炭のように黒い人たちという意味らしいです。
確かに、メラネシア人は本当に真っ黒なんですよ。
夜間に出会うと表情が確認できないくらい黒いです。(笑)
フィジーはメラネシアに属していますが、すぐ隣のトンガやサモアはポリネシアになります。
そして北隣のツバルはミクロネシアとなり、フィジーはオセアニア3つの地域の中心地に位置しているんですね。
オセアニアはオーストラリアがダントツの先進国でオセアニアの経済を引率しています。
その他の国々は諸島国家なので面積も大きくなく、農業など人間が生活するために必要な土地が限られているんですね。
フィジーはその中でも比較的面積が大きな方で、オセアニアの中心地でもあるので地理的要因で有利なんですね。
だからフィジーは多くの諸島国家へ行く場合の経由地として開発が進められたそうです。
だから政治的にもオセアニアの諸島国家のリーダー的存在だったようですね。
近年はちょっと落ち気味らしいですが。
【フィジーの歴史を学ぶ】白人が開拓したオセアニア!
次に歴史的要因ですが、オセアニアは大航海時代に白人社会が開拓した場所です。
大航海時代前は原始人と同じようなレベルの生活を何千年と続けていたと言われています。
と、いうか現在でも離島などでは似たようなライフスタイルを彼らは行ってます。(笑)
島なので外敵もなく、人口や流通も限られていて、南国なのでそれは楽園のような暮らしですよ。
歴史の話に戻すと、大航海時代からオセアニアは白人たちが支配して行きました。
そしてフィジーはイギリスの植民地でした。
したがってフィジー人が英語を流暢に話せるようになったのは歴史的要因なんですね。
ただフィジーだけでなくオセアニアの国々のほとんどは英語を話せます。
以前、紹介したエロマンガ島の話、バヌアツやパプアニューギニアでも英語は話されています。
バヌアツの話はこちらから。
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パプアニューギニアの話はこちらから。
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歴史的背景からフィジーで英語留学できるというのは納得できますね。
また治安もオセアニアの中では良い方らしいです。
オセアニアという世界経済から最も隔離された地域だからのんびりした雰囲気があるんですよ。
確かにオセアニアの国々は世界で最ものんびり暮らせる場所が多いんですね。(笑)
ただしオセアニアの中でも治安が良くない国はありますのでちゃんと調べてから行きましょう!
【フィジーが英語留学先に選ばれる理由】フィジーは他の途上国と何が違うのか!?
では、ここからが本題!
フィジーの特徴は先ほどの歴史、治安、地理的な要因から他のオセアニア諸国より有利な点があることがわかりました。
でも世界は広いわけでオセアニア以外にも安くて英語が話せる国はたくさんありますよね。
歴史的にイギリスかアメリカが統治した国なら英語留学できるんじゃないの?
って思いませんか?
現に今はやりのフィリピン留学はまさにこの恩恵を受けてますよね。
実際、フィリピン人は英語力に長けていて、人口も多いことから、英語留学先として選ばれたり、BPO事業者として活躍してますから。
ではなぜ、フィジー留学が選ばれるのか?
調べて見ると大きく2つの要因があるようです。
フィジーはインドやフィリピンに比べて治安と衛生面が良いと評価されていた!
今はインターネットでなんでも情報を収集できる時代になりましたが、以前はインターネットがなく実際に行った人にしかわからない情報だらけでした。
そんな時代では特定の人が発信した情報が強いわけですね。
で、どんな情報が出回ってたのかというと治安や衛生面です。
衛生面で言えば感染症などのリスクについて。
以前、マラリアの感染症リスクについて調べたことがあるんですが、インドやフィリピンはリスクありに選ばれてましたが、フィジーはリスクなしに選ばれてました。
ただ、マラリアの感染リスクは流動的な情報なので一概に同じとは言えないので固定概念にならないように!
また治安についても同じで流動的な情報です。
国が発展するのには時間がかかるので一気に変化することはありません。
でもいつまでも変化しないわけではないのです。
現にインドやフィリピンはここ数年で大きく発展してますよね。
だから以前言われてた治安より改善されているのは明らかなんですね。
治安や衛生面は流動的な情報であると認識しておかなければ自分自身が損してしまうわけです。
フィジーとフィリピンの比較!イメージで評価されていた!
またインドやフィリピンはネガティブなイメージが先行していた時代があったのも大きいと思います。
以前のフィリピンはヤクザの行き先とか日本からの現実逃避的な場所を言われてたイメージがあったわけですけど。
インドも旅人の登竜門的な扱いで日本人には厳しいと評価されるイメージが定着してます。
でもインドもフィリピンも2017年現在では随分とイメージが変わってきたかと思います。
ただこのイメージを更新できないと自分自身がまたしても損してしまいます。
自分はインドへ行ったことないので書けませんが、フィリピンはあります。
今のフィリピンはめちゃめちゃ進化しててビックリしますよ。
だからイメージで選んでしまうと勿体無いと心底思います。
まとめ
フィジー留学がなぜ留学先として選ばれるのか分析してみました。
個人的にフィジーを観光することはあっても、留学することはないですね。(笑)
フィジーにも良さはありますが、ちょっと日本から遠いし、近場のフィリピンの方が安いですから。
ただフィジー留学体験者から聞きましたが、フィジー留学で講師を務めているのは現地人や移民の先生らしいです。
つまりフィジー留学の先生ってオーストラリア人だったり、ニュージーランド人、イギリス人が務めるようですね。
つまりネイティブの先生が教えてるんですね。
ただ学校によって違うのでフィジー留学を検討するのであれば事前に学校へ問い合わせて確認した方がいいです。
そんじゃ、また。
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