【2017年版】留学するなら知っておきたい!フィリピンのビザ事情!
フィリピン留学をする際に気になるのはビザ事情です。通常、留学するのであれば留学エージェントに依頼すればビザや出国手続きも行ってくれます。最近はネットで申し込みができるので、自分でやりたいという人も増えたと思います。そこで気になるビザ事情を2017年版で作りました。
フィリピン留学で必要なビザ
フィリピン留学するのであれば特定のビザの取得が必要になります。
まず留学なので立場は学生としてフィリピンへ入国する前提になりますので、発給されるべきビザは学生ビザですよね。
では留学に適切な学生ビザは、どうやってとれるのかその仕組みを説明したいと思います。
まずフィリピンへ入国する時です。
日本人の場合、フィリピンへ入国するのであれば30日間のノービザ滞在が許可されています。
意外かもしれませんが、この時は学生ビザを取得してなくて普通に観光ビザで入国して大丈夫です。
え?留学に来たのに学生ビザじゃなくていいの?
はい、ご心配ございません。
フィリピン留学の場合、学生ビザの発給はすべて語学学校が行ってくれます。
(注意!ただし、先進国オーストラリアやカナダではしっかり学生ビザを事前に取得しておかなければダメです!)
ただし、これには落とし穴があって注意が必要です。通常の語学学校であれば学生ビザの手続きができます。でも例外があるんです。
フィリピン政府から許可が下りていない学校がある!
信じられないかもしれませんが、世の中にはこんな学校もあります。
無許可で学校を経営している場合があります。
自分はなぜこうなるのかシステムを理解しているので、経営者の気持ちは察します。
ですが、生徒さんとして入学するのであれば注意が必要です。
無許可で学校を経営するのにはビザの種類と学校認可の制度を理解すると納得できます。
【SSPとTESDA】フィリピン留学学校に必要な許可
ここで専門的な単語が出てきます。
フィリピン留学の学校を選ぶ際に、SSPとTESDAというキーワードを覚えておくといいです。
なぜならこの2種類を学校が取得しているかしていないかで大きく違ってくるからです。
さきほど言いましたが、無許可で経営している学校があると言いました。
それは事実で、無許可でも営業は可能です。
ですが、多くの場合、無許可は経営者にとってもリスクであり、生徒にとってもリスクであるので基本的に取得をしています。
ではなんで無許可で学校を経営するのか!?
実はフィリピンの落とし穴があります。
それはSSPとTESDAの取得に非常に長い時間がかかるのです。
こればかりは経営者もどうしようもないわけですね。
役人がのろまなカメさん状態(本当に遅すぎw)なのでそれを待つしかありません。
知り合いの学校経営者はこの2つを取得するまで1年半年を費やしたそうです。
商売の世界でわかってくれと同情をひくのはおかしいですが、こういった背景があるので時折無許可の学校が存在するわけですね。
したがって学校は許可を取得していれば凡そホームページ上に許可書を掲載していますので、確認できます。
もし掲載がなければ学校へ問い合わせる際に、SSPとTESDAの取得について確認しておく方が無難です。
万が一、フィリピン政府のガサ入れが入ると強制帰国を余儀なくされる場合があります。
留学生がフィリピン留学で必要なビザ
話を留学生にフォーカスして進めたいと思います。
フィリピン留学にて必要なビザですが、学生ビザとしてSSPビザが必要になります。
SSPビザはどこで取得するのかといえば学校へ入学してから手続きをするので、留学前に取得の必要はありません。
まず入国の時に取得する観光ビザです。
こちらはノービザで30日まで大丈夫です。
つまりフィリピン留学は1週間単位で留学ができるので最大4週間まで大丈夫です。
ですが、ビザの期間は入国と出国まで含めて30日なので学校の入学日と卒業日ではないので注意してください。
語学学校へ入学するとSSPの手続きのために必要な費用を徴収されます。
SSPの費用も変動するので、一概な料金は言えませんが、6000ペソ~6500ペソです。
つまり1万5千円ほど必要になります。
また留学期間が長くなれば観光ビザの延長が必要になります。
え?ビザは学生ビザとしてSSPじゃないの!?
実は、フィリピン留学をする際には観光ビザで滞在することになります。
ですが、学校で勉強するのであれば別途SSPビザという学習ビザが必要になるわけです。
滞在に必要な観光ビザ
留学に必要なSSPビザ
と考えてもらえばいいかと思います。
つまり30日を超える滞在日数を必要とする留学をするのであれば観光ビザの延長が求められるわけなんですね。
こちらも申請費用が変動するので一概に言えませんが、多くの学校のホームページにも掲載されているのでこちらでも紹介しておきます。
滞在可能日数 | 費用(フィリピンペソ) | 費用(日本円) |
---|---|---|
30日まで(約4週間まで) | 無料 | 無料 |
59日まで(約8週間まで) | 約3,440ペソ | 約8000円 |
89日まで(約12週間まで) | 約4,710ペソ + I CARD費用(3,000ペソ) | 約18000円 |
119日まで(約16週間まで) | 約2,740ペソ | 約6500円 |
149日まで(約20週間まで) | 約2,740ペソ | 約6500円 |
179日まで(約24週間まで) | 約2,740ペソ | 約6500円 |
半年間(24週)までのざっくり必要な料金です。
見てわかると思いますが、3ヵ月目に必要なI-CARDというものがあります。
これはフィリピンに連続で2ヵ月以上滞在する外国人すべてに適用されるカードで、2ヵ月以上滞在するのであれば必須です。
賢い人は気づいたと思います!
2ヵ月がフィリピン留学のターニングポイント!
ビザの観点からフィリピン留学の期間のターニングポイントを2ヵ月としてみました。
ビザ以外の要素ももちろんあります。
いきなり半年留学を勧めてくる留学エージェントには要注意です。
まとめ
初めてのフィリピン留学でも自分で申し込んできましたという素晴らしい若者にたくさん会ってきました。
自分ももちろん留学エージェントをやっているので紹介した方が個人的にお得なわけですが、自分でやると決めた人には「頑張ってください!」といつもエール送りながら自分も励まされてます!
そんじゃ、また。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません