日本人は自国のことを知らないと言われるが日本の文化も1つの要因!
海外旅行をした人の体験談でよく「日本の事を知らなくて、説明できなかった」という内容を聞いたりします。確かに、日本のことを説明できない人は多いと思いますよ。でも、その背景には日本人らしい習慣もあると思いました。今回はフィリピンの大学生と日本の大学生の交流会を行った時にお互いの国について質疑応答した時に感じたことを書いてみたいと思います。
日本人とフィリピン人の思考回路の違い!
今回は日本人とフィリピン人の習性の違い。
習性なんて言うと動物っぽく聞こえてしまいますので、正しくは習慣ですね。(笑)
実は2014年の夏にフィリピンの大学へ日本の大学生をスタディーツアーで引率したんですよ。
その時に日本とフィリピンの交流を兼ねてそれぞれの国についていくつか質問を作ってみました。
題して日比交流プレゼンテーションという内容です。
初めに自己紹介を行ったのですが、ここでは英語で行ったので言語能力の差があり、フィリピン人が有利でした。
優劣が明らかだと面白くないのでプレゼンテーションの内容には極力絵や図を挿入してわかりやすい内容にしました。
日本人の大学生とフィリピン人の大学生が平等に相手の国に興味を持ってもらうのが交流会の趣旨。
オブザーバーとして参加させてもらったんですけど、面白い気づきがありました。
日本人は自分の国のことを知らないと言われる問題について。
この交流会を通してこの問題の原因はわかった気がしました。
それは自分の知識を自信もって言っているかどうかの違いだと感じました。
フィリピン人も実際に詳しい人を除いては自国のことに詳しくありません。(笑)
ですが、自分が知っている情報がその国の全てだと言わんばかりの自信を持って話すから知ってる風に感じるですよね。
まぁ具体的にキャラクターを使って再現してみたいと思います。
【日比交流会】プレゼンテーションにていくつか質疑応答してみた!
実際の日本人大学生は侍くんに代わってもらって。
フィリピン人大学生はヤスミンに代わってもらって再現してみましょう。
日比交流会で使った質問事項です。
首都の質問は簡単でした。
次に日本人の大学生に、フィリピンの島の数はいくつでしょうと選択肢を与えて質問しました。
次は逆にフィリピン人のヤスミンに日本の質問です。
質問内容もちょっとマニアックな領域に入っていきますよ。
次は日本の大学生にフィリピンの飲食業界の質問です。
最後に日本の質問をフィリピン人にしてみました。
ここまではこちらが用意した質問でアイスブレイクを行いました。
その後、お互いの国についてそれぞれでグループワークを行ってみました。
自分の国の紹介は自分が知っている範囲で十分
フィリピン人の常識って本当に昔話のような都市伝説を本気で信じています。
シキホール島は黒魔術師の島として注目されている島ですが、実際に黒魔術師はいません。
その末裔がヒーリング効果のある儀式をしてくれますが、黒魔術師はヒーリングなんてしませんよね。(笑)
日本人とフィリピン人の交流会は上手くいったようです。w
今回の気づき、特徴、要点をまとめてみました。
つまり知識があるないじゃなくて自信を持って自分の知ってることを言うかどうかだと思いました。
日本人は真面目だから知らない範囲が多いと知らないって言っちゃう文化がありますもんね。
でもフィリピン人はそんなの関係ねぇって感じで自分の知ってることをとにかく言いたがりです。(笑)
まとめ
日本人の気遣いというか生真面目さを感じる場面はかなりあります。
これは大学生同士の会話だけでなく、留学初日の自己紹介の会話でもよく見る普通のパターンですよね。
十分に説明ができず「日本人は自分の国の事を知らない」と言ってしまうだと思いました。
しかし、そうではなくフィリピン人達のように「自分が代表だ!」くらいで自分の知ってる範囲を言えばいいような気も。(笑)
以上、フィリピン人に学んだ面白さでした〜
そんじゃ、また。
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