フィリピンを1周した男が語るフィリピン全土の魅力!
フィリピンのセブ島を出発点として、ゴールを首都のマニラに設定した1周の旅に出た時の体験をプレゼンテーションしました。プレゼンテーションに参加してくださった方々は、セブ島に滞在して優に平均で2年を超えた方々でしたがセブ島以外は、初めての情報も多かったようです。その時に紹介した情報はこちら!
フィリピンを1周したルート
ご存知の方も、そうでない方も、フィリピンは東南アジアにある島国です!
島の数は世界で2番目に多く7109島もあるんです。(実は3番目に多い国が日本だって知ってましたか?)
フィリピンについて詳しくは下記のリンクから参考にしてください。
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島国フィリピンを1周した時のルートを紹介しようと思います。
今までフィリピンを旅して訪れた中規模以上の都市に1~17までマークしています。
それぞれの都市の特徴があるんですが、それはまた別の機会に。
今回自分は10番のセブからスタート!
セブは見てわかるようにフィリピンのほぼ中央にあるので、どこでも行きやすい環境にあります。
島国ですから交通機関はバスと船が主になります。
鉄道はほぼ皆無で首都のマニラに少しある程度です。
船旅が好きな方はフィリピンの旅をオススメですよ。
まず出発地点となったセブです。
セブについてはこれまでにいくつか記事を作成してきたので、今回はセブは説明しません。(笑)
もし興味があればこれらのページを確認してみてください。
セブからはフィリピンの各方面へ船で旅することができるんです。(だって真ん中にあるんだもん。)
自分は最終目的地をマニラに設定して旅しました。
マニラは地図でいえば4番の位置にあります。
10番のセブからみて北にあるので、最初は逆の南へ行くことにしました。
最初は南のミンダナオ島を目指す旅にしました!
ミンダナオ島
ミンダナオ島はフィリピンの南端にある島です。
このミンダナオ島は他の島々と異なる独特の文化があるんです。
その最もな特徴に宗教の違いなんですね。
フィリピンの主宗教はキリスト教で国民の95%はほぼキリスト教を信仰しています。
あちこちに教会が建設されているのですぐにわかります。
でも、このミンダナオ島はちょっと違う。
イスラム教徒が多いミンダナオ島
1周した時に尋ねたミンダナオ島の都市は14~17のスリガオ、カガヤンデオロ、イリガン、マラウィになります。
この4都市の中で最も危険と言われていたのがマラウィです。
ミンダナオ島はキリスト教以外にイスラム教を信仰する人たちが多く住んでいます。
フィリピン人からもマラウィにはイスラム教信者が多数を占めるので近寄ってはいけないと言われていました。
実際にマラウィを訪ねた時に雰囲気の違いは直ぐに感じれました。
キリスト教とイスラム教、信仰する宗教だけでこんなに雰囲気が違うのかと思うほどです。
マラウィには教会はなく、代わりにモスクがありました。
そして多くのフィリピン人がヒジャブを被っているのです。
ヒジャブとはイスラム教信者の女性が被る黒い布です。
頭髪を見せるのは裸を見せるのと同じくらい羞恥だそうです。
ヒジャブについて詳しくはこちらからどうぞ。
町中も他のフィリピンと一線を画していました。
今まで多くの都市を訪れましたが、これほど雰囲気が違うのはマラウィだけです。
ちなみに、フィリピンでテロなどと騒がれているのがマラウィを含む地域になるので、ごめんなさい、マラウィはオススメできません。
フィリピン人から近寄るなと言われる危険地帯をすべて書いておくと、マラウィ、コタバト、サンボアンガ、オザミズ、ディポログです。
ほとんどがミンダナオ島の西側です。
なぜイスラム教のフィリピンはオススメできないのか!?
その大きな理由は政治問題にあります。
イスラム教を信仰する人の中にはフィリピン政府を支持してない人が多いんですね。
だからキリスト教徒のフィリピン人とイスラム教徒のフィリピン人の間で摩擦があるんです。
詳細はこちらをご参考にどうぞ。
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ドゥテルテ大統領や世界チャンピオン、マニー・パッキャオの出身地
ミンダナオ島って危ないんじゃん!
と、思う人もいますが、それは場所によります。
1周の旅では訪れませんでしたが、現大統領のドゥテルテ大統領出身の地ダバオや、世界チャンピオンのマニー・パッキャオ出身の地ジェネラルサントスもミンダナオ島にあります。
これらの場所の治安は比較的良好です。
ミンダナオ島で経験した場所はすべてリンクを設定しておきます。
イリガンにあるマリアクリスティーナフォールと呼ばれるフィリピン一大きな滝を見ました。
マラウィでは独自の文化に触れ、ミンダナオ州大学へ訪問し、副学長と対談しました。
カガヤンデオロでは地元のゴーゴンマーケットを訪れ町の雰囲気を味わいました。
ミンダナオ島は治安が他の地域より悪い分、日本人には未だに知られていない文化が多く存在する未知の島なんですね。
では、次に東ヴィサヤに行ってみましょう!
東ヴィサヤ
東ヴィサヤとはセブを含むフィリピン中部の諸島をヴィサヤ諸島と言います。
ヴィサヤ諸島の東部分の地域を東ヴィサヤと呼び、サマール島とレイテ島が主な島になります。
まだ記憶に新しいフィリピンを直撃したヨランダと呼ばれるスーパー台風がやってきたのも東ヴィサヤです。
日本人ととても関係の深いレイテ島
2013年に東ヴィサヤを中心に襲ったヨランダが最も被害をもたらしたタクロバンはレイテ島にあります。
レイテ島は日本人にとってとても関係の深い島なのです。
映画『永遠の0』の主役的キーワードである神風特攻隊が初めて実施されたのはレイテ島なのです。
以前の記事で『永遠の0』という小説のレビューを書きました。よければこちらからどうぞ。
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詳細を話すと長くなりますので、省略しますが、第二次世界大戦において米軍が日本本土を攻撃するために奪取する必要があったフィリピンを攻める際に上陸した場所もレイテ島です。
レイテ島のタクロバンの近くにあるパロの町には第二次世界大戦時にマッカーサー元帥が上陸した場所として記念像が建てられています。
詳細はマッカーサーランディングメモリアルパークを参照ください。
レイテ島の雰囲気は本当に田舎フィリピンという感じで、華やかさはありませんが、素朴さがそのまま残っている島です。
旅の初心者には厳しいですが、フィリピンに慣れた人ならオススメしたい島です。
レイテ島とサマール島を結ぶサンファニーコブリッジ
レイテ島と同じ東ヴィサヤに位置するサマール島はフィリピンで3番目の大きな島です。
レイテ島とサマール島はサンファニーコブリッジと呼ばれるフィリピンで最も長い架橋でつながっています。
通常、バスで通過できますが、せっかく旅しているのでバスで通過するのは勿体ないと考えて自分は歩いて渡りました。
サマール島は台風がよく直撃する島で、しょっちゅう災害があるため、フィリピン人からは屋根がない島と呼ばれています。(笑)
サマール島になると外国人はほとんど見かけないため、フィリピンなのに現地人は英語を話せない人がいます。
フィリピンは英語が公用語ですが、田舎へ行けば行くほどアジアだなと思う場面がありますね。
このサマール島も英語が話せない現地人が多かったです。
フィリピンもどれだけ英語留学が有名と言えどアジアですからね。
サマール島は東側にあるので、太平洋から来る波が高いのでサーフィンするなら最高の島だそうです。(自分はサーフィンしないのでわかりませんw)
ルソン南部とミンドロ島
次にフィリピンのメインの島ルソン島です。(日本語ではルソン島と呼びますが、ルゾン島というのが本来の発音)
ルソン島は首都マニラがある島です。
南部は火山列島で活火山が非常に多く、噴火も多く発生してます。
また東ヴィサヤと同じく台風がよく直撃する地域であるため自然災害が多く発生してるみたいですね。
世界一の円錐マヨン火山
ルソン島南部にあるレガスピという港町のランドマークであるマヨン火山は世界屈指の活火山です。
噴火活動も活発で有名ですが、形も非常に整った成層火山です。
フィリピンペソの100ペソ札に描かれている火山がマヨン火山です。
フィリピンの通貨については下記のリンクからどうぞ。
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レガスピへ行かれるのであれば、首都のマニラからは同じルソン島ですが飛行機を使うのが一般的です。
自分は旅人気分を損ないたくないのでバスで行きましたが、12時間かかります。
アジアのバスは基本的に乗客の気持ちを考えていません。(笑)
とにかくうるさく、そして寒いです。(笑)
いや、むしろ考えているのかもしれませんが、東南アジアは常に暑い国々ですから、この2つの迷惑なオモテナシは大体アジアの国どこでも共通しているです。(苦笑)
ミンドロ島
次にマイナーな島、ミンドロ島について紹介します。
ミンドロ島へ行くには、まずマニラからルソン島南部の町バタンガスまでバスで3時間ほどです。
バタンガスから船で更に2時間ほどの場所に位置する島です。
ミンドロ島は大きな島の中では最も無名な島でもあります。
wikipediaを参考にミンドロ島を検索すると記載されている情報は「フィリピンで7番目に大きな島」以上!と簡素なものでした。(笑)
そんなミンドロ島は自然がとても豊かな島なんです!
フィリピンの島々は基本的に自然が豊かなのでそこで差別化するのは極めて困難なのですが。(笑)
ミンドロ島はハルコン山と呼ばれる2500mを超える山があります。
その山脈を中心に広大なジャングルや多くの滝を持っています。
海はスキューバダイビングスポットとしても有名で、プエルトガレラでは西洋人を中心に週末パーティーが開かれるレジャースポットになっています。
自分はミンドロ島近海でスキューバダイビングをした際にウミガメとツナに遭遇しました。
まとめ
この他にも西ヴィサヤやルゾン島北部、ミンダナオ島南部、パラワン島などあります。
これらはまた別の機会に紹介しますね!
フィリピンにはまだまだ知られざる場所がたくさん!
セブの観光地まとめ
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そんじゃ、また。
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