【5大英語検定徹底分析】英検,TOEIC,TOIFL,ILETS,ケンブリッジの評価を比較!!
英語技能検定の種類は豊富にありますが、その中でも特に注目されている5大資格とも呼べる英語の資格を徹底分析し、評価を比較しました。今回比較対象となった検定は英検、TOEIC、TOEFL、ILETS、ケンブリッジ英語検定です。各検定毎の特徴も記載したいと思います。
勝手に英語5大検定を紹介
勝手に5大英語技能検定と設定いたしまして、進めていきたいと思います。(笑)
ただし、なんの根拠もなく5大検定としたわけではなく、調べた結果や留学生の体験談をもとに5大検定とさせていただきます。
それでは早速始めましょう!
英検
5級・4級・3級・準2級・2級・準1級・1級の7段階で評価される英語技能検定です。
試験形式は1次試験は4択の選択肢回答形式です。
3級以上では2次試験があります。
2次試験は試験官と英語で面接です。英検の特徴は以下です。
英検のメリット
英検のデメリット
英検は紹介する5大英語技能検定の中で唯一日本の試験です。
従って効力は日本国内では強いですが、国際的にみて非常に低いです。
不運にも取り扱っている学問が英語であるため、国際的に認知度がないと価値がないと評価する人も少なくありません。
ですが、2次試験まで行い、科目も多いので評価されない資格ではないと個人的に考えます。
TOEIC
日本で最も有名な英語技能検定と言えばTOEICではないでしょうか。
TOEICについては以前の記事にて紹介していますので、今回は深くは説明いたしません。詳細はこちらからどうぞ。
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それではTOEICのメリット・デメリットの紹介です。
TOEICのメリット
TOEICのデメリット
TOEICは日本と韓国の間では最も人気のある検定だと思います。
ただし、驚くほどにネイティブ国での認知度がありません。
オーストラリアで一般の人にTOEICについて尋ねたら「TOEICのスペルはどう書くんだ」と聞き返されたほどです。
しかしながら、日本や韓国では高く評価される資格であると共に認知度も最もあるのでオススメです。
TOEFL
TOEFLは他の試験と異なりインターネットを介して受験します。
またテスト時間も4時間を越えと長丁場なので本当に大変です。(苦笑)
テストは 4 つのセクション (Listening、Reading、Speaking、Writing)で構成です。
TOEFLのメリット
TOEFLのデメリット
TOEFLは世界的に認知度の高い英語技能検定です。またTOEFLのコンセプトは英語を母語としない人が、大学の授業で聞き、話し、読み、書く英語を使用し、理解する能力を測定するものです。
多くのネイティブ国の大学や政府がビザを中心に参考にしているテストです。
IELTS
IELTSは海外留学や研修のために英語力を証明するテストとして世界的に認知度の高いテストです。
IELTSもTOEICやTOEFLと同じく合否ではなくOverAllのバンドスコアで評価されます。
IELTSは1.0~9.0で評価されます。6.0以上を保持すると評価は高いです。
IELTSのメリット
IELTSのデメリット
日本ではTOEFLとIELTSの認知度や評価を比較される場合がよくあります。
主にTOEICが主流ですが、海外では逆で、TOEICがマイナーでIELTSの方が主流です。
多くのビザ発行機関は必要条件にIELTSのスコアを求める場合があります。
ケンブリッジ英語検定
最後はケンブリッジ英検です。日本ではほとんど耳にしない試験ではないでしょうか。
ですが、世界ではとってもニーズのある有名な英語技能検定です。
名前の通りケンブリッジ大学試験機構が実施している試験でありアカデミック英語の試験です。
ケンブリッジ英語検定のメリット
ケンブリッジ英語検定のデメリット
日本では知名度がそこまで高くありませんが、近い将来どうなるかわからないのがこのケンブリッジ英検です。
個人的には10年くらいはかかるかなと思います。
TOEICよりIELTSやTOEFLと言われ始めましたが、10年前は英検よりTOEICと言っていましたからね。
英検、TOEIC、TOEFL、IELTS、ケンブリッジ英検をスコア別に比較
英検、TOEIC、TOEFL、IELTS、ケンブリッジ英検の5大英語技能検定について比較サイトから算出した結果をまとめてみました。
英検 | TOEIC | TOEFL | IELTS | ケンブリッジ |
---|---|---|---|---|
* | * | 112 ~ 120 | 8.5 ~ 9.0 | CPE |
* | 900 ~ | 105 ~ 111 | 7.0 ~ 8.0 | CPE |
1級 | 800 ~ 895 | 89 ~ 104 | 6.0 ~ 7.0 | FCE / CAE |
準1級 | 650 ~ 795 | 72 ~ 88 | 5.5 ~ 6.0 | FCE |
2級 | 550 ~ 645 | 56 ~ 71 | 4.5 ~ 5.0 | PET |
準2級 | 450 ~ 545 | 41 ~ 55 | 4.0 ~ 4.5 | PET |
3級 | 290 ~ 445 | 30 ~ 40 | 3.0 ~ 3.5 | PET |
4級 / 5級 | ~ 285 | ~ 29 | ~ 3.0 | KET |
多くの比較サイトではこのようになっていました。これを見てもらえばわかりますが、IELTSは広範囲を網羅している試験であると判ります。
ケンブリッジ英検は区分の幅が大きく、合否による判定なので選択する際は注意して選びましょう。
まとめ
英語以外にも技能検定はたくさん存在します。個人的には本人のやる気が出る検定であれば受けてもらった方がいいと思います。
ただし、世間で評価される検定とそうでない検定があることも知っておいた方がいいです。
将来はどうなるかわかりませんので、常に興味を持って情報を掴みましょう。
そんじゃ、また。
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