オーストラリアでワーホリするなら必要!オーストラリアのお金について!
海外へ出ると当然ですが、両替をしなければいけません。今回はワーホリで有名なオーストラリアのお金事情について書いてみたいと思います。オーストラリアは”オーストラリアドル”という単位を使用しています。両替の方法や、日本円とオーストラリアドルの関係について調べてみました。
オーストラリアドルについて
オーストラリアドルは1ドル、2ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドルと100ドルの7つの種類があり、1ドルと2ドルは硬貨で残りは紙幣で流通しています。
更に、オーストラリアドルと併せて覚えておく通貨は”オーストラリアセント”です。
オーストラリアセントは最小単位が5セントで、10セント、20セント、50セントがそれぞれ硬貨で使用されています。
オーストラリアセント
それぞれ特徴を写真付きで説明していきます。最小単位であるセントから説明していきます。
100セントで1ドルになります。因みに、1セント硬貨と2セント硬貨は廃止されました。
つまり最小単位は5セント硬貨になります。
しかし、商品表示は1セントから表示されており、5セント以下の単位は四捨五入で繰り上げか繰り下げにより若干の変動します。
これを”Rounding”と呼び”端数切り捨て”を行います。
1ドル硬貨と2ドル硬貨
それでは次に1ドルと2ドルの硬貨です。
実は1ドル硬貨よりも2ドル硬貨の方が小さいんです。なんだか不思議ですよね。最初少し戸惑いました。(笑)
5ドル札
次は紙幣です。オーストラリアの最少紙幣は5ドル札です。5ドル札は紫色をベースにした紙幣で、サイズも紙幣の中で最小です。
5ドル札に表示されているのは、オーストラリアの国家元首であるクイーン・エリザベス2世です。裏はキャンベラにある国会議事堂を描いてます。
10ドル札
そして次に10ドル札です。10ドル札は青色をベースにした紙幣で、サイズは少し横に広がります。
10ドル札に表示されているのは、バンジョー・パターソンです。
『ワルツィング・マチルダ』をはじめとする、オーストラリアでも最も有名なオーストラリアの詩人、ジャーナリスト、著作家です。
裏も同じく詩人であるダム・マリー・ギルモアが描かれています。
20ドル札
次は20ドル札です。20ドル札は赤色をベースにした紙幣で、更にサイズは横に広がります。
20ドル札に表示されているのは、メアリー・ライビーです。
オーストラリア出身の女性起業家のパイオニア的人物です。裏は世界で初めてフライング・ドクター制度をオーストラリアへ導入した創始者であるジョン・フリンが描かれています。
50ドル札
次は50ドル札です。50ドル札は黄色をベースにした紙幣で、最大紙幣である100ドル札より多く目にします。
50ドル札に表示されているのは、先住民族アボリジニ初の作家であるデイビッド・ユナイポンです。
裏には西オーストラリア州出身の政治家で議会初の女性議員であるエディス・ディルクセイ・カーワンです。
彼女は女性の教育権や、未婚の母の保護など新しい法整理を行った人物です。
100ドル札
最後は最大通貨の100ドル札です。他の紙幣に比べて出現率が下がりますが、存在しています。
横幅も最大で最小の5ドル札と比較するとかなり違います。
100ドル札に表示されているのは、オペラ歌手のネリー・メルバです。
彼女は当時まだイギリス領オーストラリアで生まれ、ロンドンへ渡航後に、パリやブリュッセルなどヨーロッパ各地でオペラを疲労し、成功をおさめたそうです。
100ドル札の裏は、オーストラリア陸軍将軍だったジョン・モナシュです。
彼はメルボルン出身の陸軍将軍で土木技師という人物です。
オーストラリアドルの最大紙幣は100ドル札なのですが、通常よく出回っているのは50ドル札という印象があります。
例えば銀行やATMなどでお金を卸し受け取る際も、100ドル札ではなく50ドル札の場合が多いです。
海外へ出かけるのであれば為替はチェック!
海外へ出かける場合は、ワーホリに限らず為替を必ず確認しておくべきです。
為替はその時々で変動しますから、一概にいつがいいなどとは言えませんが、ある程度大きな資金を持って渡航するのであれば計画的に両替を行うことをオススメします。
為替と聞くとちょっと難しいとイメージされる方もいるかも知れませんが、安心してください。
とても簡単に誰でもわかりやすく為替を確認することができます。イメージを出すとこのような感じです。
このグラフが日本円とオーストラリアドルの為替の変動を10年単位で表示したものになります。
先ほどの述べましたが、為替は常に変動していることがこのグラフからもわかるかと思います。
因みに、このグラフは2016年10月1日に取得した値になります。
グラフから考察するに、日本円が徐々に強くなっているのがわかると思います。
2007年~2008年にかけて日本円100円はオーストラリアドルで1ドル程度を推移していました。
2009年頃にリーマンショックが起こり、大きく変動しているのがわかるかと思います。
その後2013年~2014年にかけて再度日本円100円がオーストラリアドル1ドル程度の為替でしたが、再度2015年より徐々に下がり始め、2016年10月1日現在では、1ドルが77円まで下がっているということになります。
このグラフの探し方ですが、googleやyahooなどで”yahoo 為替”と入力すると為替計算するページが開きます。
上記の図の赤枠で囲まれた部分を適切な選択(ここではオーストラリアドル)に設定し、計算ボタンを押して為替計算するか、豪ドルと書かれたグラフをクリックして詳細を表示することで為替を確認することができます。
因みに、オーストラリアドルは和名で豪ドルと表示されます。
参考までにアメリカドルは米ドルです。
単位は$です。オーストラリアドルの場合は、A$と表示される場合があります。
米ドルと豪ドルは別々の通貨ですので、混在させないように注意してください。
両替をするのであれば〇〇は避けるべき
これはかなり常識的な注意事項ですが、両替を行うのであればレートがいい場所で両替を行うほうがいいです。
ほとんどの両替所は同じくらいなのですが、空港や入国後すぐに両替できる場所は極力避けましょう。
それらの所は銀行などに比べてレートを低く取り扱っていることが多いからです。
またオーストラリア国内で両替するよりも途上国で両替する方がレートが良くなることを知っておいてもらいたいです。
これは強い通貨を持つ国ほど、レートが悪い傾向にあるからです。
強い通貨を使用している国をAとし、弱い通貨の国をBとして説明します。
これらの関係から、オーストラリアドルが必要な場合、日本で両替した方がいいのか、オーストラリアで両替した方がいいのか調べてみましょう。
今回の調査は国際ランキングサイト「Top10For」によって確認しました。
その結果、日本円とオーストラリアドルでは日本円の方が強いので、オーストラリアで両替する方がよいという結果になりました。
まとめ
今回はオーストラリアドルについて詳しく記述しましたが、世界中どの国へ行っても通貨は存在します。
その通貨の知識や国際的な価値を理解しておくことでよりショッピングを楽しむことができると思いますので、事前にしっかりした準備を行っておくことをオススメします。
そんじゃ、また。
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