俺が見た国、中国 ~ 洛陽編 其之弐 ~
中国の旅、洛陽編第2弾です。前回の話は日本から中国の首都北京まで飛行機で行き、そこで中国人の友達と会って一緒に北京の街を散策した話でした。初めての中国に驚くことや、海外という新鮮さを感じれる旅の幕開けとなったのですが!今回は更にディープな中国を紹介できると思います。北京から寝台列車に乗ってやってきた場所は河南省洛陽市です。
第1弾はこちらからどうぞ。
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河南省洛陽市
まず洛陽について簡単に説明しようと思います。
洛陽市は河南省という中国の中心に近い場所にある省です。
洛陽市内北部には黄河文明で有名な黄河が流れているんですよ。
河南省の由来は黄河の南にある省である意味からできているみたいですね。
省都は洛陽の隣にある鄭州(日本語読み:テイシュウ、中国読み:Zhengzhou)という街です。
日本人には省都の鄭州より洛陽の方が有名かも知れないですね。
日本で洛陽と言えば平安京ができる前の京都を指して呼ばれていた名前と言われています。
洛陽とは日本語読みでラクヨウ、中国読みでLuoyang(ルォエィン)です。
詳しいでしょ?地理と歴史マニアなのですからね。(笑)
また洛陽は中国の歴史を語る上で外せない存在です。
なんと言っても三国志を知ってる人ならわかると思いますが、曹操が束ねていた魏の国の首都だったんですね!
それでは長らく地理歴史マニアがつらつら喋ったので、洛陽の観光スポットを紹介しましょう。
まず洛陽には世界遺産の龍門石窟があります。
(当時の写真がないのでイラストです。汗)
洛陽にある龍門石窟には数多くの石像が座っているのですが、その多くの顔がないんです。
なんと昔の人はその顔だけを取って、お金にしてたんだとか。
賽銭泥棒なんてレベルじゃないですね。(笑)
次に、洛陽には三国志で有名な蜀の猛将・関羽の墓があります。
もちろん、ここも尋ねました。
洛陽は今でこそ中国のいたるところにある地方都市と変わらないですが、1000年以上前は中国で最も重要な都市として栄えていた街です。
なので、重要な文化遺産がたくさんあります。
洛陽の説明はこれくらいにして、従来の旅日記へ戻りましょう。
日本と中国の結婚式が違っていて新鮮
北京から1泊の寝台列車に乗って洛陽へやってきました。
そしてここで中国人の友人の張さんと再会するわけです。
洛陽の旅のメインイベントでもある張さんの結婚式へ参加するためにやってきたのです。
中国の結納では20歳の〇〇青年が餃子を運ぶ
中国の結納では20歳の青年が水餃子が入った蒸籠を持ち、夫婦となる2人がそれぞれ箸を持ち、互いに水餃子を食べさせ合います。
ここで重要なのは20歳の青年が童貞でなければならないのです(笑)。
変な所が重要な中国が好きなのです。
中国の結納では車の後ろに空き缶をつけて走るのが通
中国では嫁さんが旦那さんの家へお迎えにあがります。
この時にわざと旦那さんは留守にするのです。
そして嫁さんが家に到着すると、旦那さんは車に乗って家に帰ってくるのです。
この時に使用する車の後ろに空き缶をたくさんつけて町中を走って帰ってくるのが中国式だそうです。
そして家につくなり、合唱団が演奏します。これにもビックリしました。
もしかしたら日本も30年前にはこのように生演奏していたのかも知れませんが、中国の場合、外でも生演奏です。
日本だと騒音問題で色々と怒られそうですね。(笑)
せっかく一生に一度の結婚であるのならこれくらい盛大にやってもいいと思います。
中国のやり方と日本のやり方は違って当たり前ですが、大切なのは祝い事を楽しく幸せに祝う事だとおもいます。
それができる社会を作りたいですね。
中国人の披露宴はやはり派手だった
中国人の結婚式に呼ばれるなんて思ってもいなかったので、どんなものか楽しみでした。
披露宴はイメージ通り素晴らしく派手でした。衣装が特に華やかで、中国を感じさせてくれました。
また中国人のお祝いのお酒、パイチュウ(白酒)がたまらなく強い!
中国人の間ではこの白酒を飲むときはおちょこのような小さい容器に並々注いで一気飲みします。
そして一気飲みした証拠を見せるためにおちょこを頭の上でひっくり返すのです。
その時にもし水滴が垂れたらもう一度やり直しになるんですね。(笑)
白酒の度数が54度ととても強く、喉を通って胃袋に到達する感覚がわかるお酒でした。
自分はそこそこお酒を飲むのが好きだったからよかったですが、一緒に来ていた後輩は下戸だったので一発退場。
中国人とお酒を飲む場合は、覚悟してください。(笑)
中国で見た景色は日本で見れない
今回のハイライトである結婚式も終え、残りの中国滞在期間は中国人の友達とその友達と洛陽の様々な場所を見て回りました。
全てが初めての景色だったので、とても新鮮でした。写真があればお見せしたいですが、いま手元にないのが残念です。
洛陽のローカルな通りを歩いた時に最も興味をそそる景色を見たのです。
それはまるでストリート〇ァイターの春麗のステージにいるかのような感覚にさせてくれる光景でした。
町中で思いっきり豚を殺してさばいていたリ、鶏が籠に入れられて自転車で運ばれています。
ここに格闘家がいればまさに春麗のステージそのもの!この瞬間が一番海外へ来たんだと思った瞬間でした。
洛陽には上海にある有名なオリエンタルパールタワーの様なタワーがあります。
それを見て、「あそこへ行きたい」と言うと帰りに上海に寄るから大丈夫と言われ、スルー。
その当時は上海に何があるか知らなかったので、なぜだ!と叫んでいましたが。(笑)
次は中国で食べた食事について書きたいと思います。続きは其之参にて。
そんじゃ、また。
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