価値が低い、紙幣単位の大きい世界の通貨をランキング!

2018年7月12日

今回は以前別の記事で書いた世界の通貨ランキングの逆バージョン!

単位の大きな世界の通貨を比較してランキングしてみました。

基準としては日本円を両替した結果、より大きな単位で為替取引が行われる通貨をランキングしてみます。

果たして世界のどこの国の通貨がより大きな単位で取り扱われるのでしょうか。




世界の通貨を比較!日本円は実は大きな単位通貨!

今回は日本円を両替するとより大きい単位になる通貨を検証してみたいと思います。

実はこの検証冒頭文にあるように2回目なんですね。

1回目の通貨ランキングはこちら。

前回の検証は日本円を両替するとより小さな単位、つまり1単位が大きな通貨をランキングしてみました。

余談ですが、その記事がめちゃくちゃ見てもらえたんですよ。

やっぱり皆さんの興味はお金なんですね。(笑)

と、いう訳で、今回は2回目として逆に1単位が小さな通貨をランキングしてみたいと思います。

ところで基準とする日本円をまず見てみたいと思います。

実は多くの通貨と比較してみると日本円はかなり単位の大きな通貨なんですね。

1米ドルでは現在約110円です。(2018年2月現在)

1ユーロでは137円です。(2018年2月現在)

世界的に見ても日本円は単位が大きな通貨であることがわかります。

でも、日本円は補助単位が存在しないから単位が大きな通貨なんです。

米ドルやユーロなどは補助単位のセントを有しますが、日本円はありませんよね。

最小単位は1円です。

時代的には銭という補助単位がありましたが平成の世には銭は存在しませんからね。(笑)

だから実質日本円はかなり単位が小さい通貨とも言える訳です。

と、まぁそんな日本円を基準に巨大単位通貨ランキングしてみたいと思います。

博聞仙人
こりゃ!ワシを登場させんか、ワシを!

お!これはこれは、博聞仙人!

第1回目でもナレーションしてもらったので今回もお願いしやす!(笑)

博聞仙人
うむ!よかろう!わっはっは!
【巨大単位通貨ランキングの基準】
2018年2月時点で日本円と為替を行った時により大きな単位になる通貨をランキングします。経済や政治情勢によって為替は変化しますので、恒久的なランキングではありません。2018年2月現在のランキングです。また廃止通貨、非自治地域や海外県で使われている通貨は含めていません。(ジンバブエドル、ジブラルタルポンドやケイマン諸島ドルなど)

大きい単位通貨ランキング第10位!パラグアイ・グアラニ(PYG)

それでは早速ランキング第10位!

単位の大きい通貨ランキング第10位になったのは南米のパラグアイの通貨グアラニ!

2018年2月の為替レートは1円で50.90グアラニです。

博聞仙人
南米のパラグアイは内陸国なんじゃな。そして貧困国としても有名じゃ。永住権も実は取りやすい国なんじゃぞ。知っとったか?

日本円の約50倍大きい単位通貨を使用しているパラグアイ・グアラニです。

単位が大きいので最大紙幣はなんと100,000グアラニ。

最小硬貨は50グアラニがありますが、あまり流通してないそうです。

単位が大きいので基本的に1,000単位で計算するのが通常だとか。

大きい単位通貨ランキング第9位!シエラレオネ・レオン(SLL)

次にランキング9位はアフリカのシエラレオネの通貨レオン!

2018年2月の為替レートは1円で68.79レオンです。

博聞仙人
シエラレオネはアフリカ大陸の中でも小さな国で日本人にはあまり馴染みのない国じゃと思うが、ダイヤモンドがザクザクの国なんじゃぞ。

シエラレオネのレオンは日本円の約70倍相当になります。

最大紙幣は10,000レオン。

先ほどのグアラニの方が大きいですが、レオンは100,000レオン札はありません。

最小単位の紙幣は500レオン、最小硬貨は100レオン。

でも通貨はあまり流通してません。

シエラレオネは英語が公用語なので単位もサウザンド(thousand)で計算するのが一般的。

つまり1と言えば千と言ってるのと同じって事です。

大きい単位通貨ランキング第8位!ウズベキスタン・スム(UZS)

ランキング第8位は中央アジアのウズベキスタン・スム!

2018年2月の為替レートは1円で74.19スムです。

博聞仙人
中央アジアの通貨の歴史はロシアと大きく関係しておるんじゃぞ。ソ連時代は中央アジアの国々はソ連の一部だったからの。ソ連時代もウズベキスタンや周辺国ではルーブルをスムと呼んでいたんじゃ。

ウズベキスタン・スムは日本円の約75倍になります。

最大紙幣は50,000スム札。

最小単位通貨は1スムが存在するらしいです。

でも実質0〜1円に近い価値なので1スムや100スム以下の通貨は流通してないそうです。

大きい単位通貨ランキング第7位!ラオス・キープ(LAK)

ランキング第7位は東南アジアのラオス・キープ!

2018年2月の為替レートは1円で75.10キープです。

博聞仙人
ラオスは東南アジアの中でも1・2を争うほど貧しい国なんじゃ。だから自国のキープだけじゃのーて、隣国のタイバーツや北部では中国元も使用できる場合があるんじゃな。

ウズベキスタン・スムとほぼ同じ程度のレートでラオス・キープは日本円の約75倍です。

最大紙幣は100,000キープ。

最小単位は1キープがあるそうですが、ほぼ流通してないそうです。

確かに見たことありません。(笑)

仙人が言っているようにタイバーツや中国元、米ドルも使える場所が多いです。

ただレートが悪いのでやはりキープで支払うのが定石かと。

大きい単位通貨ランキング第6位!ギニア・フラン(GNF)

ランキングも6位になりました。

アフリカのギニア・フランが6位です!

2018年2月の為替レートは1円で81.94フランです。

博聞仙人
ギニアは周辺国と同じフランス領じゃったんじゃが、他の国が使っておる共同通貨CFA(セーファーフラン)を使わない珍しい国なんじゃ。

ギニアフランは日本円の約80倍です。

最大紙幣は20,000ギニアフラン。

最小単位通貨は1ギニアフランだそうですが、これも見たことがありません。

ちなみに紙幣は100ギニアフランが最小だそうですが、これも稀です。

基本的に大量の札束が必要になるのがギニアフランです。

大きい単位通貨ランキング第5位!インドネシア・ルピア(IDR)

ランキング5位になったのはインドネシア・ルピア!

2018年2月の為替レートは1円で122.11ルピアです。

博聞仙人
インドネシアルピアは日本円の100倍以上に単位が大きいからの。偽りの金持ちになれるぞ。わっはっは。

インドネシアルピアは日本円の約120倍大きな単位通貨になります。

120倍も大きいと確かに偽りの金持ち気分に簡単になれますね。(笑)

最大紙幣は100,000ルピア。

最小単位硬貨は25ルピアだそうですが、硬貨自体ほとんど見かけません。

500ルピア硬貨を一度手にしましたが、まるで1円より軽い感覚でした。

実際は4円くらいの価値があるので1円よりは価値が高いですが。(笑)

大きい単位通貨ランキング第4位!ベラルーシ・ルーブル(BYR)

ランキング4位は初めてヨーロッパからです。

ベラルーシ・ルーブルがランクイン!

2018年2月の為替レートは1円で179.47ルーブルです。

博聞仙人
ベラルーシは歴史的にも現在においてもロシアと親密な関係の国じゃからルーブルが使われるのも納得するわな。しかしロシアルーブルに比べるとインフレ率は高い通貨じゃ。

ベラルーシは元々「白ロシア」と呼ばれる国だっただけにロシアと関係が深い国です。

最大紙幣はなんと500ベラルーシルーブル!

あれ?

今までと全く違うんですけど・・・

ですよね、500なんて今まで最小紙幣単位程度でしたから。

というのも2016年にベラルーシルーブルはデノミを実施したから単位が小さくなったんです。

デノミとは?
デノミデノミネーション(Denomination) 通貨の呼称の変更、または通貨単位を変更すること。 英語での元の意味は「額面金額・単位」。 急激なインフレによって通貨単位が大きくなりすぎ、計算、記帳、支払いなどが煩雑になるのを避けるため、100分の1や1000分の1に切り下げること。(google先生より)

因みにデノミを実施する前はベラルーシルーブルは現在の1000倍の単位でした。

その時の最大紙幣は100,000ルーブル。

日本円との価値は約180倍もありました。

でも現在のベラルーシルーブルは単位が小さいからランキング外ですよね?

はい、ベラルーシルーブルはランキングから外します!

ランキング4位は空白とします。(笑)

大きい単位通貨ランキング第3位!ベトナム・ドン(VND)

さて、ランキングもいよいよベスト3に入ります。

ランキング第3位になったのは東南アジアのベトナム・ドン!

2018年2月の為替レートは1円で206.21ドンです。

博聞仙人
日本から比較的近い国で最も大きな単位通貨を使用しているのがベトナムのドンじゃ。200倍も違うんじゃからなぁ。

日本円とベトナムドンの価値は約200倍も違います。

最大紙幣はこれまでの最高額500,000ドン!

あと2倍でお札一枚で100万です。

最小単位は200ドン硬貨があるそうですが、そもそも硬貨はほとんど見かけません。

ドンとはベトナム語で銅という意味から由来してます。

大きい単位通貨ランキング第2位!ベネズエラ・ボリバル(VEF)

ランキング第2位は南米のベネズエラ・ボリバル!

2018年2月の為替レートは1円で230.98ボリバルです。

博聞仙人
今南米で最も危険とされる国ベネズエラの通貨ボリバルじゃ。貧困な国で腐敗国家と言われるが石油産出国で美人も多いんじゃぞ。昔ブラジルからよく通ったわい。わっはっは。

日本円とベネズエラボリバルでは約230倍も違います。

最大紙幣は100,000ボリバル!

最小単位硬貨は1ボリバルがあるそうですが、もはや存在しているかわかりません。

ベネズエラは犯罪が多く、通貨をめぐっても多くのトラブルが発生しているようです。

その背景もあって通貨価値が非常に低くなった原因にもなっているんですね。

大きい単位通貨ランキング第1位!イラン・リアル(IRR)

単位の大きい通貨ランキング王者に輝いたのはイランのリアル!

2018年2月の為替レートは1円で321.64リアルです。

出ました!1円で300以上!

博聞仙人
最後は中東のイラン・リアルじゃな。そう言えば前回の通貨王者ランキング1位も中東からじゃったの〜。中東は世界一単位の小さい通貨と単位の大きい通貨が存在する面白い地域なんじゃな。わっはっは。

最後のイラン・リアルは日本円の約320倍です。

仙人が言っている前回のランキングとはこちらです。

このランキングで1位になったのは中東のクウェート・ディナールでした。

今回1位になったイラン・リアルとの差を計算してみると・・・

約125,000倍!!!

1クウェートディナールは125,000イランリアルになるわけですね。

凄い差ですね!

かつて存在したとんでもないほど価値がない通貨!

実は今回のランキングで登場してないとんでもないほど単位の大きな通貨があったんです。

ここ重要なんですが、あったです。

つまり過去の話なのでランキングに載せてません。

で、この過去あったとんでもないほど単位の大きな通貨とはジンバブエドル。

なんと最高紙幣は100兆(Hundred Trillion Dollars Bill)が存在したそうです。

ジンバブエドルの詳細はこちらの記事を参考にしてみてください。

ジンバブエドルの廃止

このような単位が大きな通貨、ハイパーインフレーション通貨はジンバブエドル以外にも歴史的には多くあったそうです。

この他にもエクアドル・スクレもハイパーインフレーション通貨になり廃止されました。

エクアドルスクレについてはこちらの記事を参考にしてみてください。

エクアドルの旧通貨「スクレ」が見られるのはここだけ! クエンカの中央銀行へ

これらの国々では米ドルが使われていたり、他の国々の通貨が流通していたりします。

自分の国なのに自分の国の通貨を使わないって日本人からするととても不思議な感じですよね。

パイパーインフレーションはなぜ起きるのか?

主に戦争後に敗戦した国や政治崩壊した国の通貨がハイパーインフレーションになったらしいです。

ハイパーインフレーションについてはまた別の機会に紹介したいと思います。

今回は、これら現存してない通貨はランキングから除外したいと思います。

まとめ

前回とは逆に単位の大きい通貨をランキングしてみました。

今回紹介した通貨の全てが関係しているのは通貨のインフレです。

インフレが起きるほどどんどん単位が大きくなってしまうんですね。

経済に非常に依存する通貨価値、非常に面白いですね!

そんじゃ、また。