【アフリカの鉄道】モーリタニア最大の魅力!世界一長い貨物列車に乗ろう!

2018年3月31日

現在アフリカのモーリタニアを自転車で旅してます、冨田隊長です。世界中の鉄道の中で最も魅力のあるモーリタニア鉄道に遂に乗車できました。今回はモーリタニアにある世界一長い貨物列車に乗車した経験と実際の体験談を紹介したいと思います。

【アフリカの鉄道】サハラ砂漠を横断する世界一長い貨物列車モーリタニア鉄道!

今回はアフリカ大陸北西部にあるモーリタニアという国にある鉄道です。

まず鉄道の紹介の前にモーリタニアってどこ?

って人が多いと思うので簡単ですが、紹介しておきます。

場所はここです!


(ピンはモーリタニアの首都ヌアクショットに指してます)

アフリカ大陸にあるモーリタニアの概要はこちら。

名称:モーリタニア(Mauritania)
人口:約400万人(日本の約30分の1)
面積:約105万平方キロ(日本の約3倍)
公用語:アラビア語 ・ フランス語
首都:ヌアクショット(Nouakchott)

アフリカ大陸の西にあるイスラムの国なんですね。

で、このモーリタニアの鉄道がなぜこんなに注目されているのか!?

え?モーリタニアの鉄道なんて知らないよ?

いやいや

アフリカ通の旅人の間じゃ人気の鉄道なんですよ。(笑)

と言うか、モーリタニアには世界で唯一無二の鉄道が走ってます!

世界唯一無二の鉄道の特徴を書くとモーリタニア鉄道は世界一長い列車で、更に貨物車両に乗車できる列車なんです。

今回乗車したモーリタニア鉄道は普通の列車ではないんです。

貨物列車なので本来は人を乗せるための列車じゃないんです。

まぁ一応1両だけは人が乗るための車両になってるんですけどね。

モーリタニア鉄道は貨物列車で、220両の貨物を連結させて長さが世界一!

220両の貨物から構成されており、長さはおおよそ3キロに達します!!!

だから最後尾から先頭車両なんて見えません。(笑)

すごいスケールですよね。

で、今回はこの世界一長い貨物列車モーリタニア鉄道に乗車できた体験からオススメしたいと思います。

ヌアディブとズエラートを結ぶ世界一長い貨物列車

世界一長いモーリタニア鉄道の特徴は人なんて関係ねぇ!ってコンセプトがあるんです。

さっきも言ったように貨物列車なので基本人はどうでもいい扱いなんですね。(笑)

だから人口が多い首都のヌアクショットも通過しませんし、行きもしません。

貨物列車なので鉄鉱石を運ぶための列車だからです。

世界一長いモーリタニア鉄道は港町ヌアディブから出発し、行き先は鉄鉱の街ズエラートに向かって一直線なんです。

モーリタニア鉄道の軌道マップ

(青いラインがモーリタニア鉄道の軌道)

そして220両も車両があるにも関わらず人がまともに乗れる車両は僅か1両だけ。

やばいでしょ。たった1つだけとか。

そりゃとんでもない争奪戦になりそうな・・・

と、思いそうですが、ここはアフリカです。

1両しかない車両は仲良く譲り合い・・・

なんてならずに、当然のように争奪戦にはなるんですが。(笑)

結論を言うと、皆問題なく乗車してます。

それはなぜか!?

アフリカ人は逞しいので220両ある貨物車両に乗車します。(笑)

それで、なぜアフリカ通の旅人がこの鉄道に憧れるかと言うと・・・

外国人も貨物車両の上に乗車できるんですよ!

やばいでしょ!

貨物車両の上に乗車できる!

つまり移動する列車に乗ったまま砂漠を横断できる素晴らしい体験ができるんです!

ってことで興奮気味でこの列車に乗ってみました。

ヌアディブからモーリタニア鉄道へ乗車する注意点!

モーリタニア鉄道へ乗車する場合、第二の街ヌアディブ(Nouadhibou)へ行く必要があります。

もしくは終点のズエラート(Zouerate)、もしくは途中下車できるシュム(Choum)へ行く必要があります。

自分は今回、ヌアディブからシュムの街へ向かって乗車しました。

なのでズエラートの情報はわかりませんが、ヌアディブとシュムの情報を共有したいと思います。

まずは乗車したヌアディブの街からです。

西サハラ(モロッコ)国境から南へ50kmの地点にモーリタニア第二の街ヌアディブがあります。

モーリタニア鉄道に乗車するにはヌアディブの街から北へ5キロほど進んだ場所にある駅舎のような建物で待つ必要があります。

列車が来るまで駅舎の外で待つモーリタニア人達

ちなみに、このモーリタニア鉄道は貨物車両に乗るのであればチケットは無料です。

乗客車両は1,000ウギア(2017年12現在)。

乗車場所について注意があります。

駅舎で出会ったドイツ人がロンリープラネットの情報が間違えていると文句を言ってました。

ロンリープラネット情報によるとヌアディブの街から南へ5キロとなっているようです。実際は北へ5キロほどの場所から乗車するので間違えないように。

モーリタニア鉄道へ乗車する為、地元警察にID登録してもらう必要があります。

駅舎の横にある交番(?)のような建物でパスポート情報を登録すれば大丈夫な簡単な手続きです。

パスポートコピーを要求されましたが、無いと言えば問題なく通過できました。

そして列車は毎日定刻14時に到着するとのこと。

時刻は14時を迎えました!

列車は到着・・・しませんでした。(笑)

通常であれば14時〜15時くらいにヌアディブ駅に到着するそうです。ただしアフリカなので遅刻は頻繁に起こってるそうです。気長に待ちましょう。

ここはアフリカです。

定刻なんてあってないようなものですから気長に待ちましょう。(笑)

19時に到着すると遅延連絡があったので待ってる間にヌアディブ駅舎の前の道を挟んだ反対側にあるテント茶屋でリラックスすることにしました。

マローハァークという食べ物を食べました、本当にオススメ!

味付けご飯と魚のコンビネーションは最高マローハァーク

モーリタニアの食べ物はこちらで厳選してみました、参考の記事をどうぞ。

ここのご飯は美味しいんですが・・・

ハエが鬼のように多いです。

ここはアフリカです。

ハエなんて気にしてはいけません。(笑)

列車が到着する19時前に駅舎へ行くと、深夜に到着すると再度遅延連絡がありました。

ここはアフリカです・・・。

・・・。

アフリカぁぁぁ。(笑)

結局、この列車に乗るために12時間も待ちました。(笑)

いや〜、アフリカですね。

でも待った時間もすっ飛ばしてくれる最高の貨物列車に遂に搭乗です!

モーリタニア鉄道乗車時の心得!

12時間待って遂に出発したモーリタニア鉄道。

もう深夜を過ぎてたので辺りは真っ暗で何も見えませんでしたが、ワクワクですよ。

乗車するために貨物のハシゴをバックパックを背負って登りました。

チャリダーの自分は自転車がありましたが、自転車も貨物車両へ持ち込めます!

乗車時の注意点!その1!
駅舎は貨物ではなく乗客用の車両専用の入り口になってます。貨物へ乗車する人は駅舎の横にある交番の奥にフェンスが開いてるところがあるのでそこから線路脇へ行けます。また貨物へ乗車するのであればモーリタニア人と同じ貨物を選ぶ方が得策です。彼らは貨物列車の乗車に慣れているので準備が周到です。

同じ車両に乗ったモーリタニア人達の手際がよく荷物をまとめて、床にはレジャーシートやダンボールを敷いて寝支度を始めてました。

自分もダンボールをお裾分けしてもらえ助かりました。

そして夜風に吹かれながら寝るわけですが、これがまた寒い!

乗車時の注意点!その2!
防寒対策、防塵対策は徹底的にしておいたほうがいいです。砂漠の国モーリタニアでも夜は寒くなります。特に遮るものがない列車の上では風が強いので非常に寒くなります。12月上旬でしたが、寝袋とジャケットをまとって寝てちょうどいいくらいでした。また砂塵がえげつないです。正直、防ぎようがないレベルです。汗

寒さはまだ着込めば大丈夫ですが、砂塵は対策しようがないですね。

とにかく砂に弱いガジェット系は必死で守ってください。

自分は守りきれずにパソコンにダメージを与えてしまいました。(泣)

また食料もある程度持ってきておいた方がいいです。

当たり前ですが、車内サービスなんてありませんからね。(笑)

世界一長い貨物列車モーリタニア鉄道からの景色

最後に世界一長い貨物列車から見える景色ですが、これが異世界!

最高過ぎ!!!

夜は通しで満天の星空でした。

モーリタニア鉄道から見る金色の砂漠から上がる太陽!

夜が明けると砂漠の地平線から太陽が上がってきます。

本当に美しい地球を見れる場所です。

ただ物凄い砂塵なのでゴーグルやサングラスなどがないと目をまともに開けられないと思いますので必需品です。

世界一長い貨物列車からの景色はまさに金色の砂漠を走る列車!

砂漠を走る列車の上なんで限りなく爽快感があります。

見える景色は果てしない砂漠!

世界一長いモーリタニア鉄道に乗車!

途中で離合のためビックストップが2回ほどありました。

シュムの街まではヌアディブから12時間前後でした。

世界遺産の街シンゲッティやオアシスの街テルジットへ行くならシュムの街で降りると便利です。

シュムの街は小さな食べ物屋が数軒あるだけの村でした。

ここから内陸の拠点の街アタールまで相乗りバンで1時間半くらいです。

自分は自転車なので1日がかりでしたけどね。(笑)

本当に凄い!異世界感満点のモーリタニア鉄道でした。

まとめ

世界一長い貨物列車モーリタニア鉄道の特徴でした!

列車の上で過ごすなんて映画のような体験ができるのはこの鉄道の最大の魅力ですよね。

アフリカらしさ満載の鉄道ですよ!

モーリタニア鉄道は超オススメ!

そんじゃ、また。