旅人はなぜ旅先で沈没するのか。沈没は良いこと、悪いこと?

旅人はなぜ旅先で沈没するのか。沈没は良いこと、悪いこと

旅人用語で沈没という言葉があります。沈没の意味はご存知でしょうか。旅先で意味もなく数日間から数ヵ月滞在することを沈没といいます。その沈没は良いことでしょうか、悪いことでしょうか。



沈没するのには理由がある


さて、沈没についてgoogle先生に聞いてみましょう。

ちなみに、本来のいみは船が海に沈むことを沈没といいますが、ここでは比喩表現で使われている沈没についてです。

そんなことわかってるって?失礼しました。(笑)

大辞泉によると、遊びに夢中になって仕事や用事を忘れてしまうこと。という意味があることから、長期間の海外個人旅行をしているバックパッカーなどが、旅行の本来の目的である観光を中断し、一つの街への滞在を目的としてしまうことを「沈没」と呼ぶ。

沈没は東南アジアの都市ではよくある話です。

なぜ沈没するのかその理由をこれまで出会った旅人に尋ねてみました。

【沈没1】緩い雰囲気が好き


沈没する一番の理由はこれです。緩い雰囲気です。

東南アジアや中南米の雰囲気は先進国とはまた違ったものです。簡単に表現するととにかく緩いです。(笑)

人間の生活感はその土地の空気にも影響を与えるのかと思えます。

毎日の風景がゆっくりしていたらそれは沈没もしたくなりますよね。

東南アジアのローカルに溶け込んで見るとわかりますが、朝早くから町が動き出し、昼間はぐうたらで、夜は騒いで遊ぶといった感じです。

昼間は暑いので朝早くから働いて午前中で終わり、あとは遊ぶ生活がローカルな感じです。

【沈没2】物価が安い


物価が安いのも東南アジアの特徴の一つです。

最近は東南アジアも発展してきたので昔のようにアホのように安いではないですが、それでも安いです。

特に日本に比べて2つ大きな要因があります。

沈没できるのは宿が安い


これが沈没ができる最もな原因かもしれません。

それは滞在費が非常に安い!日本で安い宿でも4000円〜5000円くらいしますよね。

でも東南アジアでは選ばなければ0が一つ減った、400円から500円程度で滞在できます。

つまり1ヶ月滞在してもたったの1万5000円です。

これなら確かに沈没したくなりますよね(笑)。

沈没できるのは交通費が安い


交通費が安いです。タクシーは初乗りの料金も安いですし、メーターの料金も安いです。

でも実はタクシーより最も安いものがたくさんあります。

それは公共交通機関です。

少し旅慣れしてなければ乗車するのに躊躇してしまうかもしれませんが、まさにアホのように安いです。

例えばフィリピンにはジプニーという乗り物があります。

この乗り物の運賃は8ペソです。

8ペソはおおよそ20円です。

もう一度言います。

20円です。

アホみたいに安いでしょ。(笑)

これらローカルの公共交通機関があるアジアで乗りこなせるようになれば非常に安く旅ができます。

人がいい


雰囲気が緩い部分に似ていますが、人がいいという理由も十分にあります。

これは旅を長くした人ならわかると思いますが、もう一度来たいと思わせる国ってありませんか?

もう一度来たいと思わせる国の共通点は間違いなく現地人との交流がよかったからだと思います。

観光地が凄い場所でも、一度行けばもう満足してしまうのが人間の満足感なんですよ。(笑)

だからアミューズメントパークは年々変化させているんです。同じことを繰り返すだけだと飽きてしまうからです。

人間はそういうものだと思います。(笑)

ですが、現地人がよければ繰り返し来たいとなります。

相手が物体でなく人間であるので変化があるから面白いし、安心感があるのも理由です。

沈没には様々な理由があるんですね。それでは沈没は良いことなのか悪いことなのか考えてみました。

沈没は自分を見つける良い機会


沈没するとはネガティブなイメージで囚われがちです。

実際、タイなどの東南アジアでは多くの人が沈没してしまう傾向にあり、近年では政府をあげて沈没禁止を掲げるようなビザの取り決めができました。

沈没先で有名なタイは一部ビザの規制を変更しました。これまでタイは30日間のビザなし滞在が可能で、30日を超える前にビザランと呼ばれる、一時出国(タイの場合、隣国のカンボジアやラオス、マレーシア)をして30日間の滞在を繰り返す人がいました。これらの人々も沈没と言えます。

ですが、タイにはこのような外国人が多いので政府はビザの制限を試行しました。

ビザランした場合は3回目以降はビザの取得が必要とのことです。

空路でも適用される場合があるそうです。詳しくは以下の大使館ホームページより確認ください。

こちらが参照元です。タイ入国に際してのご注意(陸路入国回数の制限)

このタイの処置のように沈没はやはりネガティブな印象を受けられるようです。

ですが、沈没をあえてしてみたという旅人に出会い考え方が変わりました。まず最も面白かった意見がこちら。

予想しない方向から予想しない情報が飛び込んでくる!

です。詳細に言えば予想外のことが期待しないうちに起こり出したということなんですね。

それは沈没しなくてもあるのでは?と思われると思います。

実際、沈没しなくても予想外のことは当然ながら起こります。ですが、沈没状態ではその入り口が広がるんですね。

耳を大きくして音を聞いてる感じが近いと思います。

また情報を拾える状態になるには自分が落ち着いていないといけません。

沈没は先ほどの理由から自分が好んで長期滞在している場所にいるので精神的には落ち着いている状態です。

沈没することで忙しい日々では意識しなかった物事にも意識が向くようになるので、予想外の出来事が予想外の方向からたくさん飛び込んでくるようになるんです。

まとめ


よって沈没は良いとか悪いではなく、自分と向き合う状態を作るには最適な環境だと思います。

ただし、正しい沈没なんて言葉があるのであれば抜け出せない沈没にはお気をつけて。(笑)

そんじゃ、また。

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