海外旅行者の皆さん!献血を断られないよう条件を把握しましょう!

海外渡航者の皆さん!献血するならしっかり把握しておきましょう!

通常の日本人であれば献血する際に特別な条件がなくとも採血してもらえます。ですが、海外旅行者には条件が加えられ、場合によっては断られることもあります。特に旅人や途上国へ長期滞在された方々だと献血を遠慮される場合もあるのです。せっかく献血しに行ったのに、断れてしまったという経験から、海外旅行者の条件について情報を共有しようと思います。



献血を断られる理由


海外へ渡航した人はすべて対象となるのが、次の条件です。

海外から日本へ帰国日(入国日)してから4週間以内は献血できない

海外から帰ってきて4週間以内はどんな人であっても献血は断れます。

つまり実際献血が可能なのは、帰国後4週間以降からになるんですね。

まず日本で生まれ育つとあまり感じられないと思いますが、日本は世界の中でもトップクラスにキレイで衛生的な国なんです。

多くの国々を渡り歩いてみましたが、自分自身も日本は清潔な国だと自信持って言えます!

長寿国である日本には食文化や医療の発達など様々な要素がありますが、その一つに日本国内の衛生度数が高い点も含まれてます。

ちなみに今回、なぜ柄にもなく医療関係の献血について興味を持ったかと言うと。

帰国して4週間以上経った日に、献血を試みて採血する前に問診を行ったのですが。

問診の結果、献血を断れたから!

です。(汗)

理由は渡航先にパプアニューギニアとソロモン諸島があったからです。

複数の途上国に行った経験があるので、どの国が良くてどの国が禁止されているのか興味を持ったわけですね。

また海外旅行者はどのような条件であれば断られるのか気になったんですね。

断られる最もな理由の一つに、海外では日本で流行していない感染症が原因だったりします。

そして世界の特定の国々ではその感染症リスクが高いと判断されている地域があることがわかりました。

次の感染症が献血に影響を与えるものになります。

マラリア、シャーガス病、アフリカトリパノソーマ症(アフリカ睡眠病)、バベシア症、
など

マラリア以外あまり聞きなれない病気ですが、名前を聞くだけで怖いですね〜。(汗)

これらの感染症は共通して、血液を媒体に感染するので献血ができないというわけです。

従って海外から帰国して4週間以内は誰でも献血ができないんですね。

海外旅行先によって異なる献血の条件


海外でよく発生する感染症の中でも特に注意されているのがマラリアです。

蚊を媒体として伝染するため亜熱帯・熱帯地域で感染が多くされています。

そこで献血を断られる条件を調べてみました。

どうやら渡航した国別によって献血できる条件が大きく異なるようです。

世界は大きく3つに分けられている

世界の国々でマラリアの感染発症率から区別しているようです。

A・B・特Bに分けられており献血に影響があるがのはBと特Bになります。

献血に影響がないA地域


A地域は基本的に問題なく、帰国後4週間以上経過している人なら献血が可能です。

ただし、B・特Bの地域へ行ってないことが条件です。

※ほとんどの先進国はA地域に含まれています。

献血に影響があるB地域


B地域はマラリアの感染リスクがいくつかあるなかの「VL(Very Low)」「L(Low)」「M(Moderate)」「ND(No Data)」に分類される地域に該当します。

B地域に渡航した場合はいくつか条件があります。

面白いのが、B地域に指定された国であってもリゾート地や都市部で過ごす場合と、農村部や森林地帯へ出かける場合で条件が異なってくる点です。

リゾート地や都市部だけで過ごし1ヵ月以内の帰国であればA地域と同様に献血をできます。

ですが、農村部や森林地帯へ出かける行為はマラリア感染リスクのある行為とみなされるようで、献血が1年間できません。

また1ヵ月以上滞在した場合も同じく献血が1年間できません。

さらに1年以上滞在した人は3年間献血ができません。

それくらいリスクがあるとみなされているんですね。

※東南アジア諸国や中米、南米のほとんど国々はB地域に指定されています。
意外だったのが、中国、韓国、トルコ、メキシコもB地域に指定されていました。

B地域に指定されている国を紹介します。

アフガニスタン・イエメン・イラン・インド・インドネシア・エクアドル・エチオピア・エルサルバドル・オマーン・カーボベルデ・カンボジア・ギアナ・ギニアビサウ・グアテマラ・ケニア・コモロ・コロンビア・サウジアラビア・サントメプリンシペ・ザンビア・ジブチ・ジンバブエ・スリナム・スワジランド・タイ・韓国・タジキスタン・中国・北朝鮮・ドミニカ・ナミビア・ニカラグア・西サハラ・ネパール・ハイチ・パキスタン・パナマ・バヌアツ・バングラディッシュ・東ティモール・フィリピン・ブータン・ブラジル・ブルンジ・ベトナム・ベネズエラ・ベリーズ・ペルー・ボツワナ・ボリビア・ホンジュラス・マダガスカル・マヨットアイランド・マラウィ・マレーシア・南アフリカ・ミャンマー・メキシコ・モザンビーク・ラオス・ルワンダ

献血に影響がある特B地域


特B地域はB地域よりさらにマラリアの感染リスクが高く「H(High)」に分類される地域に該当します。

特B地域は先ほどのB地域よりさらに厳しく取り占められており、なんと1日でもその国で滞在するだけで既にアウト!献血を1年間受けることができません。

その他の条件はB地域と同じで1年以上の長期滞在者は3年間献血ができません。

※ほとんどがアフリカのサハラ砂漠以南から中央アフリカの国々です。

他はアフガニスタンとパプアニューギニア、ソロモン諸島のみです。

特B地域に指定されている国を紹介します。

アンゴラ・ウガンダ・エリトリア・ガイアナ・ガーナ・ガボン・カメルーン・ガンビア・ギニア・コートジボアール・コンゴ共和国・コンゴ民主主義・シエラレオネ・スーダン・赤道ギニア・セネガル・ソマリア・ソロモン諸島・タンザニア・チャド・中央アフリカ・トーゴ・ナイジェリア・ニジェール・パプアニューギニア・ブルキナファソ・ベナン・マリ・南スーダン・モーリタニア・リベリア

文字でB地域とか特B地域と言ってもかなかなイメージがつかないと思いますので、マップ上に色付けしてみました。

マラリア感染リスクマップ
※赤が特B地域、橙がB地域(2017年1月末現在)
情報は非常に流動的です。こちらより随時最新の情報確認してください。
海外旅行者および海外で生活した方の献血条件

通常の海外旅行者が行く国々に特B地域はあまりないので問題はないと思います。

ですが、B地域は意外に多く、韓国や中国、東南アジアなどよく海外旅行で行く国々が指定されているので、献血をするのであれば注意が必要です。

B地域に指定された場所で1ヵ月以上滞在すると献血は1年できません。また連続して1年以上滞在すると3年は献血ができません。B地域にしてされている国々は仕事や留学で行く機会がある国も含まれているので、献血をするのであれば念頭に置いておきたいところです。

まとめ


献血に影響するマラリアは実際感染すると非常にやっかいな病気です。

まだワクチンがない感染症なので事前に防ぐことができないのも一つの厄介事と言えます。

ただし、マラリアには常備薬も存在し、注射を打てば大丈夫です!

感染リスクが高い国へ行ったからと言って非常に危ないわけではないので、極端に考えないように!

そんじゃ、また。

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