簡単に離職するフィリピン人と、律儀に離職する日本人の差について考えた。

2018年5月8日

簡単に離職するフィリピン人と、律儀に離職する日本人の差について考えた。

フィリピンで仕事をしたことがある人は経験があると思いますが、フィリピン人はいきなり離職します。それも平気でします。まるで子供が飽きたから辞めるのと同じレベルで離職するので、管理職も大変です。彼らの行動から日本人とフィリピン人の考え方の違いについて考えてみました。

日本とフィリピンの社会の違い

習慣と環境は同じ人間でもこうも違うのかというレベルで変えてくれます。

それは時に面白かったり、苛立たせたりするのですが。(笑)

習慣の違いは海外へ出てみると顕著に違いがわかります。

その違いを文化というのだと思いますが、同じ人間同士でも考え方や行動心理が全く違うからビックリします。

今回は英語留学先で有名なフィリピン人の行動からフィリピンと日本の習慣や考え方の違いを比較してみました。

日本人とフィリピン人では物の考え方が全く違う場合が多いんです。

もちろん全てではないですが、基本的な考え方がほぼ違いますね。(笑)

例えば、時間やルールに対する考え方!

フィリピン人の就労スタイルで驚いたのは徹底した拘束時間意識です。

徹底しているという言葉を使うとポジティブな姿勢だと思うでしょ?

確かに捉え方ではポジティブなんです。

が!(笑)

日本人からすればネガティブに捉えられる要素なんです。(苦笑)

フィリピン人の拘束時間の徹底ぶりというのは定時になったら即座に帰宅するんです!

「そんなの普通でしょ」

と思うかも知れませんが、日本人が思う定時帰宅と意識が違います。

こんな実話があります。

フィリピンの大型ショッピングモールは9時に閉館します。

予想してみてください。

従業員は何時にショッピングモールを出ると思いますか?

答えは、、、

9時02分!

くらいです。(笑)

凄くないですか?

日本でサービス業しているならわかると思いますが、日本だったら絶対にあり得ないでしょ。(笑)

だって、ショッピングモールの閉館時間が9時で従業員の退館時間が9時2分ですよ。

その差、わずか2分!(笑)

お客さんが退場したわずか数分後に従業員も退場するんです。

でもこれがフィリピンの常識なんです。

片づけはどうしてるの?と思いますよね。

閉店時間が9時であるならば片づけは8時くらいから既に始めているんです。(笑)

だから8時30分には閉店状態なのが普通だったりします。

そんな時にオーダーしてもだいたい「Not Available(利用できません)」で片付けられますね。(苦笑)

日本は9時が閉店であるならばラストオーダーや多少の片づけは前倒しだとしても、完全な片づけは閉店後(この場合9時以降)ですよね。

フィリピンで9時はお店の閉店時間ではなく、従業員の帰宅時間なんです。

自分を大事にするフィリピン人、集団を大切にする日本人

これは社会全体の考え方の違いだと思います。

フィリピン人は自分を大切にして生きている価値観があります。

日本人は集団を大切にして生きている価値観があります。

どちらが良くてどちらが正しいか自分には判断できません。

が!

違う価値観ですよね。

この価値観の違いが海外の面白い部分であり、日本人を客観的に考えさせてくれる要素だと思います。

就業時間だけでなく就職や離職についても独自の文化があります。

フィリピン人は本当に簡単に離職していきます。

初出勤のランチタイムに昼食を取りに出かけて戻ってこなかった=離職なんて話は専らです。

このランチタイム離職(勝手に命名w)についてフィリピン人に聞いてみたことがあります。

本人には悪気があるのかどうかわかりませんが、本人曰く適切に辞めているそうです。(笑)

オーストラリアのワーホリや日本のアルバイトでよく聞く単語飛ぶという言葉!

フィリピン人の中ではこの飛ぶという行為が通常の離職感覚にあるわけなんですね。

日本人的思考で考えると、飛ぶ行為で離職すると、職場ではどういう影響が発生するか考えているかだと思います。

日本のアルバイトでも高校生などの若年層では簡単に『飛ぶ』という行為をします。

オーストラリアで出会った多くのワーホリメーカーも『飛ぶ』行為を平気でやってました。

アルバイトならよくありますが、正社員で飛ぶ行為はちょっと日本社会では受け入れられ難いと思います。

ただ、この考えは日本的だなとは自分でも思います。

つまりこの思考に集団を大切にしている日本社会の文化が感じられます。

世界から見ればフィリピンより日本の方がはるかにユニークな存在ですからね。

どっちが正しいではなく考え方の違いを理解する

集団を意識する日本社会では平気で離職する人を許す風潮は少ないと思います。

逆に、個人を大切にするフィリピン社会で残業などはナンセンスな謳い文句で、受け入れられていません。

どちらが正しいとは判断できませんが、考え方の違いによって人がとる行動は全くことなるんだと判りました。

行動の原理は価値観や気質によって成り立ってるようです。

フィリピン人の中にも当然、気質がそれぞれあるように行動心理は人それぞれですが、社会全体の考え方で離職や帰宅時間などは影響されると思いました。

日本人の空気を読むといった行為は集団を意識する社会があるからできる行為で、外国では日本でいう空気を読むは存在したとしても別の対象だったりする場合が多いです。

フィリピンをはじめ途上国へ行くと考えさせられるのは日本社会が独特であるという点です。

日本社会しか知らなければ無理もないですが、日本社会でまかり通っている事柄がすべて正しいとは全くもって思いません。

これは日本のルールに従わなくていいと言ってるのでなく、日本社会の暗黙のルールを考えすぎる必要はないんじゃないかと言っています。

世界から見ると意外と変なのはフィリピン人ではなく、日本人の方だったりします。(笑)

直接的でなくても集団を意識する日本社会と個人を大切にするフィリピン社会を比べて途上国の方が幸福度が高いという点の一つの要素であるとも考えています。

まとめ

日本とフィリピンの双方で働いたことがある人なら経験するであろう仕事に対する姿勢の違いは相当あります。

正直、はじめは理解できないような言い訳だと思える返事をされたことも何度もあります。

でも彼らからすれば日本人が大切にしているものと違うわけですから、なぜと思うんですね。

これが海外の不思議であり、日本を客観的に見ることができる面白い点だと思います。

幸福度かどうかわかりませんが、経済的に日本より劣っている国々の人が楽しそうに生きている点に着目してその要素を考えてみました。

そんじゃ、また。