ガダルカナルへ実際に行った男が、永遠の0を読んで感じた平和な日本!

2018年4月1日

第二次世界大戦は日本国民の方々なら全員知っていると思います。その戦争時代の実話を背景に小説化した『永遠の0』についてレビューしたいと思います。永遠の0は映画にもなってますよね。永遠の0の舞台となる南太平洋の島ガダルカナル島へ実際足を運んで感じた平和な日本を考えてみました。

第二次世界大戦とガダルカナル島

ご存知だと思いますが、第二次世界大戦は1939年から1945年まで続いた世界戦争です。

日本を中心として見た別名では太平洋戦争や大東亜戦争と呼ばれます。

以前、第二次世界大戦については終戦記念日に併せて記事を作成しました。詳細は下記リンクからどうぞ。

永遠の0は第二次世界大戦の背景をそのまま小説化しているので実際の人物も含まれています。

また戦場も実在するし、フィクション小説ですが、ほぼ事実に沿った内容です。

今回は永遠の0に登場するガダルカナル島について紹介したいと思います。

永遠の0に登場するガダルカナルはソロモン諸島にあります。

(ガダルカナル島はソロモン諸島の首都ホニアラがある島)

オーストラリアの北東にあり、パプアニューギニアの東、バヌアツの北西にあります。

ガダルカナル島があるソロモン諸島の概要はこちら。

名称:ソロモン諸島(Solomon Islands)
人口:約60万人(日本の200分の1)
面積:約28,000平方キロ(日本の15分の1)
言語:ピジン語、英語
首都:ホニアラ(Honiala)

さてマイナーなソロモン諸島ですが、日本人とこのガダルカナル島はとっても深い関係があります。

平成時代のガダルカナル島へ行ってみた!

第二次世界大戦終戦から71年が経った2016年にソロモン諸島のガダルカナル島へ行ってきました。

実はガダルカナル島へ行った時は「永遠の0」を知らなかったんです。(笑)

ガダルカナル島へ行ったことを友人に話したら永遠の0を教えてもらったというね。

ただ、永遠の0は知らなかったんですけど、第二次世界大戦で大戦場となったガダルカナルの戦いは知ってました。

ソロモン諸島へ行こうと決めた理由はガダルカナル島近海に沈む戦艦を見つけるため!

ソロモン諸島では世界大戦時の日本の戦艦が見れる海があるという情報を元に訪ねました。

第二次世界大戦では日米共に多くの戦艦がガダルカナル島近海へ沈没したため、現在は沈船を確認できるダイビングスポットだそうです。

海底に多くの戦艦が沈没しているのでガダルカナル島海域をアイアンボトムサウンドと呼びます。

過去には日本は侵略国家という扱いをされてましたが、平成の世の中では日本人を悪くいうソロモン人はいませんでした。

お世話になったソロモン人から教えてもらいましたが、ガダルカナル島には日本の企業がインフラ整備の為に多くのODAを行ってるんですね。

だからソロモン人の間では、日本の企業と言えばKITANOだそうです。(笑)

1946(昭和21)年設立の建設業界老舗の会社!詳しくはHPでどうぞ。
北野建設

そのおかげで自分が日本人だと伝えると仲良くさせてもらいました。

KITANO企業さんありがとうございます!(笑)

日本からソロモン諸島のガダルカナル島までの行き方!

次に日本からソロモン諸島のガダルカナル島までの行き方です!

ガダルカナル島へ行くのであればソロモン諸島の首都ホニアラへ飛行機で行く方法が主流の行き方です。

ホニアラまでは日本から直行便がないので経由便で行きます。

以下の経由地からホニアラへ。

ニューギニア航空:ポートモレスビー経由

ソロモン航空:ブリスベン、シドニー経由

ヴァージン・オーストラリア:ブリスベン経由

ガダルカナル島は千葉県と同じくらいの大きさの島で、ホニアラは首都ですが7万人にも満たない小さな町でした。

ホニアラの街は南国の雰囲気もあり、ちょっとアジアのようなごちゃごちゃした雰囲気もある感じの街でした。

終戦から71年も経っているので町から戦争を感じさせるものはありませんでした。

ソロモン諸島内では相乗りバンに乗って移動するのが主流で、空港からホニアラ市内も相乗りバンが走ってます。

もちろんタクシーでの行き方もあるんですが、自分はタクシーを使いたくない人なので、使ってません。(笑)

ソロモン諸島のアイアンボトムサウンドに沈船探し!

ソロモン諸島では偶然訪れたキリスト教の教会で出会った優しいソロモン人にお世話になりました。

彼からホニアラの街も紹介してもらえ、色々とソロモンのことを教えてもらいました。

そして今回の目的!

ソロモン諸島のガダルカナル島へ来た理由は日本の戦艦を見つける!

日本の戦艦を見つけるため、お世話になったソロモン人に協力してもらい沈んでいる戦艦を探しに。

ソロモン諸島のアイアンボトムサウンドには日米双方の戦艦が沈んでいます。

その数を見てください!

解っているだけでもこの数です。

アイアンボトムサウンドに沈んでいる日米の戦艦

(Wikipediaアイアンボトムサウンドのページより)

ホニアラから西側に伸びる海岸線に打ち上がっている戦艦があるとの情報を得たので行ってみることに。

車でホニアラから1時間くらい走ったところにある砂浜へ。

そこで沈没した日本の戦艦を発見!

自分が発見したのは鬼怒川丸っぽいです。

(確認は取れませんが、先ほどの地図情報から推測すると鬼怒川丸)

日本の戦艦で有名な綾波霧島は沖合にありすぎて到達できませんでした。

厳密なことを言うと鬼怒川丸は戦艦ではなく輸送船だったようです。

が、第二次世界大戦で活躍した軍艦ですから、OKですよね!

と、同時にお世話になったソロモン人から多くの情報を教えてもらいました。

現在のホニアラ首都国際空港は日本軍がルンガ基地として飛行場を作ったらしいです。

この辺の情報はWikipediaとかにも載ってるので興味がある人はぜひみて見てください!→ホニアラ国際空港

永遠の0にも日本軍基地が〜と言う下りがあります。

戦艦を探しに行った道中で、日本軍が当時防空壕としていた洞穴にも訪問。

普通の洞穴だったんですが、そこには戦争があった場所。

なんだか日本人として考えさせられますね。

日本人慰霊碑もホニアラの丘に建てられていました。

と、同じく別の場所にアメリカ人慰霊碑も別の丘に建てられていました。

今はこんなに仲良くしているアメリカと戦争してたなんで平成の世の中では信じられないですね。

第二次世界大戦を描写した永遠の0と平成の日本!

戦争中の生活というのは、戦後生まれの自分たちには想像できないような時代だったと思います。

永遠の0は小説ですが、内容と事実に大きな違いはないので色々とリアルに考えられます。

ソロモン諸島は日本から6,000キロほど離れた場所です。

当時、ソロモン諸島まで進軍する国家の精神はどんなものだったのでしょうか。

やっぱりどんなに情報を知っても当時の人たちと同じ気持ちになるのは難しいですね。

今はとても平和だから想像できないです。

これは仕方ない。

だって日本の街を歩き回って死を意識することないですもんね。

ただ戦争時代の情報を得ると考えさせられることはありますね。

平成の今、他人を意識する場面もいい意味で減り、悪い意味で増えている感じがします。

なんて言うか、他人と共存する意識が減り、他人の悪い部分を強調する社会になっている感じがします。

戦時中や戦後直後は集団を大切にしていた意識があると思いました。

特に途上国をたくさん旅した自分には日本の社会はそう見えてしまいますね。

戦争時代を生きた訳じゃないので100%理解することは不可能です。

が、永遠の0などの書籍や、途上国へ行けば何となく昔の日本も人を大事にしてたとわかります。

でも今は逆になりつつある。

粗さがしではないですが、不満があればすぐに主張する人が増えている感じですね。

誰が言ったのか忘れてしまいましたが、永遠の0のセリフに「今、街には、自分さえよければいいという人間たちが溢れている。」と登場します。

このセリフに何かピンッとくるものがありました。

今の平和な日本では、民主主義がより高まり個人の自由がかなり認められて来ました。

独裁や君主制などではないので一般人にとっていいことですね。

それは自分も賛成です!

が、個人の思いが強くなりすぎて忘れてはいけないものが忘れられている感じも否めません。

アジアやオセアニアなどの途上国を経験した自分から見た日本の社会は何か失いつつあるものがあるなと感じます。

豊かさとはなんなのか考えさせられたソロモン諸島の旅でした。

まとめ

ソロモン諸島では無事に日本の軍艦を発見することができました。

戦争時代に学ぶことは多いです。

戦争はあってはならないものです。

が、その当時の道徳をちゃんと継承しないとなんだか同じようなことが違う形で起きそうな気がします。

永遠の0をまだ読まれてないのであれば一度、機会を作って読んでみてはいかがでしょうか。

そんじゃ、また。