日本語から英語の翻訳が難しいと思うあなた!言葉の文化を知るとアッと解決!

名言を日本語と英語にしてみた

日本語で言いたいことが英語でなかなか言えないというもどかしさを感じる時があると思います。その要素には言葉の文化の違いがあります。今回は名言を日本語から英語に、またその逆の翻訳も行って言葉の文化に触れてみたいと思います。直訳の翻訳と編集した翻訳はどの程度違いがあるのかも解説していきたいと思います。



芥川龍之介の名言を英語にしてみた


有名な芥川龍之介の名言を英語にしてみようと思います。

『自由は山嶺の空気に似ている。どちらも弱い者には堪えることは出来ない。』

この名言を直訳するとこのようになります。

『Freedom looks like the air of mountain. Because weakness can not endure both.』

『自由は山嶺の空気に似ている。』を英語に直訳します。『自由』が主語でfreedom、似ているが動詞でlook like、目的語が『山嶺の空気』なのでair of mountainとなります。続いて『どちらも弱い者には耐えることは出来ない。』を訳します。主語は『弱い者』なのでweakness、『耐える』が動詞でendure、否定形なのでcan not、目的語は『どちらも』なのでbothです。

どうでしょうか。名言を直訳してみました。このように文書を英語と日本語それぞれで切り刻んでいくとわかりやすいです。加えて、名言が持っている意味を考慮して英語表記してみようと思います。

※個人の主観と参考にした情報で構成したものなので、必ずしも正解ではありませんのでご了承ください。

『If you demand freedom, you also have to have responsible. You can not take only one thing.』

芥川龍之介の名言に含まれる意味を解釈してみました。山嶺の空気と自由は同じようなものと例えています。従って自由とは何かを考えてみました。自由とは責任を伴うという意味で、2つの要素は離れ慣れない副次的な要素であると考えました。従って、自由を求めるのであれば、責任も伴うという解釈をしました。

従って『If you demand freedom』とした後に、『you also have to have responsible.』としました。また弱い者は耐えられないと原文で書いている部分を次のように当てはめてみました。『You can not take only one thing.』は『一つだけ取ることはできない。』という意味になります。従って自由を求めるのであれば、それは同時に責任を負うという意味になると解釈しました。従って弱い者は責任を負うことに耐えることができないとなるのです。

Walt Disneyの名言を日本語にしてみた


次はディズニー映画の創作者であるWalt Disney(ウォルトディズニー)の名言を日本語へ変換してみましょう。

『If you can dream it, you can do it.』

この名言を直訳するとこのようになります。

『もしあなたが夢を見るなら、あなたはそれが出来る。』

まず文頭に『If』がついているので『もし』となります。続いて『you can dream it』を『あなたが夢をみるなら』とし、『you can do it.』を『あなたはそれが出来る』としました。単純な変換ですが、十分に伝わりますね。少し翻訳に工夫をして風格を出してみましょう。

『If』とついていますが、『もし』とわざわざ表現しません。つまり『If you can dream it』は『夢を見ることができるなら』とし、『you can do it.』を『それを実現することが出来る。』とします。ここでは主語や過程を表す接続詞(この場合はIf)を省略することで必要な情報のみが残るので風格がでます。

『夢を見ることができるなら、それを実現することができる。』

少しは日本語の名言のように見える形へなったかと思います。

日本語と英語の表現を比較


日本語の名言を英語に、またその逆も行ってみましたが、表現が非常に異なっていると気づいたと思います。芥川龍之介の名言では『山嶺の空気』という表現を使っています。対してWalt Disneyは『dream it』と表現しています。言葉の意味が異なるので単純比較はできませんが、英語と日本語の表現が違うと思いませんか。

表現の違いは文化の違いでもあるのです。この文化の違いが言語を学ぶ時にちょっとした障害にもなり得ます。なぜなら、日本語で伝えたいことを英語にする時に無意識に難しく考えてしまうのです。日本語には擬人法や倒置法、比喩など言葉の技術が豊富にあります。

英語にも文法に美しさを求める文化があるのですが、日本語ほど細かな工夫は日常的ではありません。従って頭の中で言いたいことを英語にしようとするとなぜか難しく考えてしまいます。英語へ翻訳する時は言葉の本質を伝えればよいのです。言語によって脳の使い方が違うという記事を書きました。よければこちらからどうぞ。



まとめ


日本語のように比喩などの技術を使う必要はありません。シンプルが一番伝わります。このシンプルに伝えるのが意外と難しいのも事実です。日本語の名言など難しい表現を翻訳してみるのはいい訓練になります。言葉の本質を捉えて直訳にこだわらず翻訳してみるとシンプルに表現できるようになります。

そんじゃ、また。

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