オーストラリアのワーホリの後にフィリピンへ留学する人って多いの?

2017年7月3日

オーストラリアのワーホリを経験後にフィリピンへ語学留学する人は多いのかという質問がありました。確かにフィリピン留学をされる生徒で一定数ワーホリを経験している人がいます。今回はオーストラリアのワーホリとフィリピン留学の流れがどうなっているのか調べてみました。

ワーホリで英語を伸ばす考え方

本当によくされる質問です。

ワーホリをすると英語が伸びますか?

あなたはどう思いますか?

この答えに対してはいつも50%で当たり、50%で間違いですと答えています。

なぜ50%は当たりで50%は間違えなのか!?

ワーホリという環境を利用して英語を伸ばすも伸ばさないも結局は自分次第だからです。

ワーホリの性質を考えてもらえばわかると思います。

ワーホリは別に語学を勉強するためのビザではありません。

単純な話、ワーホリで行ける国で1年間滞在ができて、かつ働くことが許されているビザというだけです。

従って、特別な条件というものは何もなく、本当に自分次第でなんでもできるわけです。

逆に言えば何もしなくてもいいわけです。

その1年を大切に使うか適当に使うかは本人次第なのです。

従って50%の確率で英語が上達すると定義しました。

ところが、実際は50%ほどではなく80%近くの人はワーホリで英語を伸ばせていないと回答してます。

なぜでしょうか!?

それはワーホリへ来ている日本人の多くは日本人で集まって行動しているからです。

オーストラリアの場合で話をすると、本当に日本人が多いです。

これまで何ヶ国か国々を回ってきましたが、一番日本人が多く目についた国はオーストラリアでした。

裏を返せば日本人にとって住みやすい国としてオーストラリアは有力なのだと思います。

しかし、英語の勉強ができるかどうかは別であると思います。

ワーホリの後にフィリピン留学へ来る人たち

これまでオーストラリアで出会った人、フィリピンで出会った人たちを対象に聞いてみたところ、一定の割合でワーホリ後にもっと語学力を向上させたいとフィリピン留学を利用される方々がいます。

留学先がオーストラリアやカナダでなくなぜフィリピンなのか。

当然、ワーホリ後にオーストラリアやイギリスへ行かれる方も一定数いますが、フィリピンへ来られる方の方が圧倒的に多いです。

ではなぜワーホリの後にフィリピンへ留学するのか

傾向としてワーホリ後における渡航する先の国を選択する理由は留学の目的の違いがあるからだと思います。

オーストラリアやイギリスへ留学される方とフィリピンへ留学される方の目的のが異なる点に注目してみました。

オーストラリアやイギリスへ留学する場合、現地の大学へ入学もしくはケンブリッジ英検を取得といった総合英語ではなく、アカデミック英語の向上を目的とした意識が強い方が多いです。

対してフィリピン留学の場合は、総合英語や英会話の上達に比重があると感じます。

総合英語のほかには、試験対策で考えるとTOEICが主で、将来的に日本で英語を使用するために会話力を上達して帰国しようという意識が高い傾向にあります。

実際にフィリピン留学は英語上達に効果的なのか

ではフィリピン留学について、文部科学省の外郭機関のJASSO(日本学生支援機構)が過去に行った留学経験者の追跡調査を元に調査結果を紹介したいと思います。

参考にするには少しデータが古いですが、2004年と2011年の調査結果を紹介します。

【調査方法】 インターネット調査 20~40代のインターネットモニターより無作為抽出 および大学や大使館等の協力機関からの紹介を併用
【調査対象者】 過去15年以内に海外留学経験のある20~40代の一般個人
【調査対象者数】 1,543件(全回答者12,829件)
【調査実施期間】 2005年1月28日~2月7日
【調査内容】 「留学の実態」、「留学前の状況」、「留学手続きと留学斡旋団体」、「留学総合満足度」、「留学後の状況」、「留学未経験者の留学意向」という調査項目について結果を集計。
【調査方法】 インターネット調査 20~40代のインターネットモニターより無作為抽出 および大学や大使館、留学経験者同窓会等の協力機関からの紹介を併用
【調査対象者】 過去15年以内に海外留学経験のある20~40代の一般個人
【調査対象者数】 1,506件(全回答者20,223件)
【調査実施期間】 2012年2月3日~2月20日
【調査内容】 「留学の実態」、「留学前/留学中/留学後の状況」、「留学斡旋団体」、「留学経費・アルバイト・インターンシップ」、「総合満足度」、「留学未経験者の留学意向」について調査。

調査結果から留学で得た経験をパーセンテージにして円グラフで表示してみました。

 2004年と2011年の留学に対するアンケート調査結果

アンケート結果からも判るようにフィリピンで留学することによって一番得られた経験は語学力よりも価値観の広がりや海外の異文化体験の方が大きいようです。

次に当初の目的である語学力の向上が挙げられています。

年度によって多少の違いはありますが、文化交流や友人、コミュニケーションと言った人間関係による要因がランクインしています。

フィリピン留学における英語学習のポイント

フィリピン留学において英語学習における強みと弱みをそれぞれ洗い出してみました。

フィリピン留学の強み

まずはフィリピン留学で強みと言えるポイントを洗い出してみたいと思います。

フィリピン留学を経験した方々から聞いた意見で構成しました。自分の意見は()で発言してます。

・マンツーマンクラスが受講できるから喋る時間が多い。

(初心者にはオススメの環境。中級者以上はグループクラスも挑戦してほしい。)

・低価格で1日中授業を受けることができる。

(授業数は一日4時間くらいで十分と思っている。多すぎると集中できない。)

・寮や食事が含まれている学校が多いので勉強に集中できる。

(勉強に集中できるので確かにいい。オーストラリアでは家は自分で見つける必要がある。食事もホームステイでなければ自分でやらなければいけない。)

・フィリピン人はフレンドリーなので気軽に会話ができる

(フィリピン人は良い意味でも悪い意味でも中学生くらいのマインドを持っている。)

フィリピン留学の弱み

次はフィリピン留学の弱みと言えるポイントです。

弱みとはオーストラリアやカナダ留学に比べて不足だと感じる部分です。

こちらもフィリピン留学と何れかの国で留学を経験した肩を対象に意見をきいて構成しました。

自分の意見は()で発言してます。

・多国籍環境で英語を話す機会が少ない。アジア人が多い。

(フィリピン留学は基本的にフィリピン人とのみ英語で会話します。オーストラリアなど多国籍な環境とは違います。フィリピン留学はアジア人を中心とした留学システムになっています。西洋人や南米人はほとんどいません。)

・食事や施設が十分ではない。

(施設は東南アジアなので日本より低品質になっています。オーストラリアやカナダなどの西洋文化より東洋文化なので食事は日本人には向いていると思います。)

・治安が悪い。

(治安は発展途上国なので平均的な数値は悪いです。しかし、無法地帯の国かと言えばそうではなく、しっかり秩序はあります。先進国とは違うので注意はした方がいいです。)

まとめ

オーストラリアのワーホリからフィリピン留学へ行く方は年々増えています。

またワーホリへ行く前にフィリピン留学を経験する方がとても多いです。

日本というお国柄もあると思いますが、オーストラリアが語学習得環境としてよくないわけではなく、効率的に英語を向上させる仕組みをフィリピン留学が取り入れており、初級者向けに適しているからです。

ただし、英語の使用目的によってはオーストラリアのワーホリで経験した方がいい場合もあります。

一概にどちらの方が優れているというわけではないですが、ワーホリからフィリピン留学というルートは今や一般的なルートだと思います。

そんじゃ、また。